著者:友松はじめ
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著者の講演に行くより本の方が安くていい時も

こんにちは。読書会ファシリテーターの友松です。

ビジネス書は、著者の経験や知識がつまった著者の分身のようなもので、その本を読むことで著者の経験や知識が学べて、自分の考えや行動に変化が起こせるわけです。

ビジネス書を読んで、小説みたいに「あーおもしろかった!」で終わらせちゃうと、読んだだけで終わってしまうので、できれば読んだ後には人に感想を話すとかSNSに投稿してみるとかすると、それがアウトプットの代わりになって、本の内容が記憶に残ります。

 

イメージするなら、自分の脳の中の図書館にいつでも借りられるように本をしまうような感じ? ちがう?

 

ビジネス書を読んでも書いている内容を100%覚えられるわけではないし、仮に覚えられたとしても全部が全部自分に役立つとは限らないですよね。

だいたい、1冊のビジネス書から今、自分に必要な情報は10%くらいと言われています。

 

なので、私たちビジスタではその必要な10%を探して、学んで、実生活に活用しましょうとお伝えしています。それで、実際に役立つと、楽しいし、うれしいし、やっぱ本って役に立つんだね、もっと読むようにしよう。というふうになって、読書習慣がつくきっかけになります。

 

それに、今回はこの本から10%くらいの情報を学んだけど、目的を変えることでさらに別の情報を得ることもできます。

ですから、ビジネス書はたくさんの情報を学ぶことができます。

そして、ビジネス書を読むことで著者にも興味を持つ、そしてファンになったりするのですが、なかなか地方だと著者に会いたいと思っても会うことができませんよね。

 

私は福岡に住んでいるのですが、福岡でも著者の講演があったりします。

もちろん講演にも参加させていただくのですが、公演時間は60分とか90分とか。

話す内容よりも、著者と会えるとか、その場の空気を味わうとか、そういった面が多いように感じます。

 

話す内容も著者によっては、本と同じ場合が多く、それはそれで当たり前なのですが、どうしても限られた公演時間では本に書いてあることをすべて話せるわけでもないじゃないですか。本に書いてないこと、本に書いてあることの裏話なんかが聞けると、来てよかった!って思いますけどね。

 

そして、講演終了後に名刺交換や著者に購入した本にサインをしてもらうなんてことが講演参加の楽しみです。

 

ということで、何が言いたいかというと、直接著者に会うよりも本を読む方が講演費用もかからないし、時間も取られないということが言いたかったのです。

 

著者が全身全霊を書けて書いてくれたビジネス書から、こちら読み手もできるだけ多くのことを受け取って自分に変化を起こすことに時間を使いたいなと思う今日のコラムでした。

 

本を読むほうが安くすみます。(^-^;)

 

 

《おわり》

 

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