結果を出す人は「ブリコラージュ」で考える
結果を出す人は「ブリコラージュ」で考える

ブリコラージュ
なんだろう?鰤(ブリ?)コラージュ?
聞き慣れない言葉だったので、ちょっと遊んでみました。^^;

はじめてこの本を手に取ったとき、「ブリ」は理解できなかったけど、コラージュというキーワードから、本書の内容が推測できました。
コラージュは、異なる写真等の印刷物を切り貼りしてまったく新しい作品を作るっていうことですよね。
学生時代、横尾忠則のコラージュ作品をおもしろいなーと思いながら見てたのを思い出しました。

横尾忠則氏の作品といっても、ひとつひとつの切り抜き等は他の人が書いたち撮影したものなのですが、コラージュによってまったく新しい作品になるんですよね。

今あるものをコラージュして、新しいアイデアを生み出す!
本書のテーマです。

コラージュと付くだけあって、今あるもの、自分が持っているものを組合せ、まったく新しいアイデアを生むという手法をブリコラージュというようです。
本書でブリコラージュという言葉を知ったので、ネットで検索してみると他にも本がでていますね。

あれはするな、これもするな

ロジカルシンキングはするな
思考フレームワークを使うな

ロジカルシンキングはあまりなじみがありませんが、思考フレームワークは結構アイデアを出すのに役立つんですけど、それを使わないとか・・・こまったな。(汗)

ただ、今までアイデアを出すために必須だったツールを使うなと言い切るのは
ブリコラージュという新しい発想法を受け入れて、新しいものを生み出していくときには必要なことだと思いました。(邪魔になるだけですからね。)

「え?なんで?なんで?」という感じで、実際、その言葉につかまれましたし。

常識を
定説を
前例を
疑え。

これも分かる気がします。
常識、定説、前例を気にしてしまうと、それに縛られて、その範囲をでれないアイデアが出来上がってきてしまうだろうなと想像ができます。

それから、現場に行くなとか・・・。
今までだったら、アイデア出しのために必ずやっただろうな、行っただろうなってことをことごとく否定しています。

まとめ

ブリコラージュの方法やトレーニングは本書を読んでいただくとして、アイデアは今あるものの組合せから斬新なものが生まれるといった内容は本当にその通りだと思います。
新しいアイデアは、既知と既知の組合せから生まれる。
再確認できた一冊です。

他にも新刊で発想法の本が本屋で平置きされていたけど、アイデア発想に苦労している人が多いのかな。
とちょっと思ってしまいました。

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