大丈夫?あなたの『大切にしている言葉』 / クレドサクセス実践ブログ
My Credo マイクレド / 浜口 隆則(著)・村尾 隆介(著)
「大切にしている言葉」を聞けば、あなたがわかる
私、名言集などを読むのが本当に好きです。
今、そんな名言が簡単にネットを使えば知る事ができます。
確かに著者がおっしゃるように、「大切にしている言葉」で、その人柄が分かりますよね。
そして、その人がどんな状況にいるのか、どこを目指しているのか、分かるのではないでしょうか?
私は、一時期同じような言葉ばかり好きになり、大切にし、口に出していた時期があります。
あります。と言うのは、実は今、一切、口に出さないようにしています。
「え?」と思われたと思うので、私事で恐縮ですがご説明させていただきます。
どんな言葉かと言いますと
- 「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」山中鹿之助
- 「天よ、我に百難を与えよ、奸雄たらずとも必ず天下の一雄になってみせる」曹操
- 「成功は99パーセントの失敗に支えられた1パーセントだ。」本田宗一郎
- 「万策 尽きたと思うな!自ら断崖絶壁の淵にたて。 その時はじめて新たなる風は必ず吹く」松下幸之助
毎日、毎日、経営者として悩み、苦しんでいた時に口に出して自分自身に言い聞かせていた言葉です。
では、なぜ口に出さなくなったのか?
「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」と、声にだしていた時、本当に七難八苦が私に与えられました。
「天よ我に百難を与えよ奸雄たらずとも必ず天下の一雄になってみせる」と、声に出していた時、まだ百まではいかなくても、難が私に与えられました。
つまり、「言霊」です。
声に出すと本当に現実になるのです。
成功者の口癖が「自分は幸せだ」とか、「オレはついてる」と、いう方が多いそうですが、なるほど、納得できました。
これを理解した時から、
- 「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」山中鹿之助
- 「天よ我に百難を与えよ奸雄たらずとも必ず天下の一雄になってみせる」曹操
- 「成功は99パーセントの失敗に支えられた1パーセントだ。」本田宗一郎
- 「万策 尽きたと思うな!自ら断崖絶壁の淵にたて。 その時はじめて新たなる風は必ず吹く」松下幸之助
と、口に出さなくなったのです。
著者が言われるように(以下抜粋)
「大切にしている言葉」を聞けば、あなたがわかる
『苦労している』と、わかる言葉を使っている人よりも、実は苦労をしていても、「幸せなんだな」と思ってもらえる言葉を使っている人の方が、近寄りやすいものです。
お店も暇な日が続いているからといって、いつも「暇だ」「不景気だ」と言っている店主の店よりも、「おかげさまで、忙しくさせていただいています」とか、「繁盛させていただいています」と言っている店主の店に行きたくなるのが人の心情ではないでしょうか?
大切にしている言葉、やはり一度、客観的に考えてみるのも大切ではないでしょうか?
【編集後記】
クレドを研究している友松です。
本日の清水先生のコラムはいかがでしたか?
今回のコラムを読んで、私は高校時代を思い出しました。
その時、なぜか昔の偉人の本や古典を無理して読んでいた時期で…
「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」
が、ヒーローみたいにカッコよく感じまして、そのなんというか底から沸き上がってくる音のリズムの雰囲気にとりつかれまして、私も先生のように何かあるごとに口に出していっていました。
例えばテスト前の勉強を始める前に…
「願わくば我に七難八苦を与えたまえッ!!!!!!」
「うぉおおおお!!!!」
って感じで。
今思うと、完全に中二病です。
それで何が起こったかって、確かに先生が言うように、七難八苦がやってきましたね。
高校時代、まったくいい思い出が無く、なぜだろうと思っていたのですが、今日の清水先生のコラムを読んで、その答えを得ました。(笑)
言霊ですね。
先日、いっしょにお酒を飲んだ、年収5,000万円のおじいさんが成功する秘訣を私に教えてくれました。
それは…
言えません。(汗)
すみません。(汗)
でも、ざっくりと言うと、成功しようと思って一生懸命がんばって勉強して、能力をつける人がいる。
成功する人もいるけど、その横で何の努力もしないのにトントンと豊かになっていく人がいる。
この違い。
今回のコラムに通じるところがあります。
いい言葉、いい環境、わざわざ辛く苦しい環境に飛び込む必要なんかないということが共通しているなと思いました。
そして、『七難八苦よ来い!!』なんて言っていたら、
『それが望みか、よしよし』と
私たちの脳が勘違いして、七難八苦な情報を集めてきますよね。
脳科学的に。(汗)
ほんと、お互いにいい言葉を使いましょう!
著者/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
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