著者:友松はじめ
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豊臣秀吉とクレドとホスピタリティ

今回からのコラムは、2018年7月に講演依頼をいただいたある企業様(製造業)の講演についてコラムを書かせていただきます。

 

ホスピタリティでいこう!

今回の講演は、ズバリ、ホスピタリティでいこう!

ご依頼をいただいた時から、即座に決まりました。

 

なぜなら、ご依頼文に

業種はことなりますが、感動的なサービスを顧客や職場の仲間に行う重要性は変わらないと考えています。
また、市場需要や顧客ニーズに対応するため、現状繁忙状況にあり、顧客を気遣う、同僚を気遣うなどの基本行動が十分にできていない側面があります。

と、あったからです。

では、なぜ上記のご依頼文を読んで、ホスピタリティが必要だと判断したのでしょうか?

それは、人生、組織作りの土台に必要な要素が「ホスピタリティ」だと確信しているからです。

 

まず、ホスピタリティって何?と、言うところからですが、ホスピタリティについて歴史からお話させていただくと、時間がなくなるので、今回は一言で、

 

「相手の立場に立って、相手の気持ちになって相手に寄り添う。」と、覚えていただくとします。

 

その土台である限りホスピタリティが欠如していると、全てがうまくいかないのです。

しかし、この土台がシッカリしていると、とんでもない大きな結果を生み出す事も可能なのです。

 

ここで、皆さんに分かりやすくご説明させていただくために、日本一のホスピタリティの持ち主をご紹介させていただきます。

とても有名人で、とても出世して、本当に素晴らしいホスピタリティを持っていた人です。

 

皆さん、誰だかわかります?

絶対に皆さん知っている人ですよ。

 

実は、豊臣秀吉です。

 

皆さんピン!ときたのではないでしょうか?

豊臣秀吉のホスピタリティ、そう草履取りの話。織田信長とのやり取りですね。

 

完全に上司の信長の立場に立って、気持ちになって寄り添って、草履を温めていました。

いつも、信長だったらどうするか?どう考えるか?って、信長シミュレーションをして行動していた人です。

 

もちろん、信長以外の多くの人、上司や部下の立場にたって、寄り添ったからこそ、多くの人を引き寄せて天下人になった人です。

他にも多くの人の力を借りる事によって、不可能を可能にしてきた人です。

有名なのが、一夜で築城した墨俣城(すのまたじょう)

 

どうですか?

日本一のホスピタリティの持ち主が、日本一出世したんです。

ホスピタリティが組織作りに欠かせない事が、お分かりになられたのではないでしょうか?

 

「しかし、話が大きすぎて一現代人の私達には、ピン!と来ない。」と、おっしゃる方もおられるのではないでしょうか?

 

では、次回に実は私達にも関係あるホスピタリティのお話をさせていただきます。

それは、総理大臣も、社長も、管理職も、部活やサークルの部長も、家族も、彼氏も、彼女も、ホスピタリティの欠如からくる悩みは全く同じであり解決方法も全く同じ。

と、言うお話です。

 

次号につづく

 

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

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