著者:岸本健太郎
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ビジネス書をこれから読もうと考えている方や、選書に悩まれている方。

要約サービスのようなものもありますが、私がぜひおすすめしたいのは、「まとめ本」。
「○○の本50冊」のようなあれです。

非常に便利だな、と思うのは、その年のトレンドなどが現れていて、色んな背景なども読み取れること。
もちろん、インデックスとしても便利です。

そこで今回は、本のまとめ本、をご紹介したいと思います。

ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

ちょうど1年ほど前に出た、出口さんの本。
非常に評判がよく、私の周りの方も読んでいる方がたくさんいます。

出口さんの著書では、「仕事に効く 教養としての「世界史」 」なども面白かったと思っていますが、こちらの本の選書も、歴史本が多い構成になっています。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

でも書きましたが、賢者は経験だけでなく、歴史からも学ぶもの。

本の虫である出口さんの選書は、非常に面白いです。

歴史本は、もっとも効果のあるビジネス書の一つですしね。

アメリカCEOのベストビジネス書100

こちらはBBMで有名な土井さんが監訳した本。

とにかく世界的な名著がずらりとそろっています。
どれも、何度も読み込む価値のある本ばかり。
読み応え、という言葉で表現するのは陳腐すぎると感じるぐらいです。

もちろん、いきなり読み始めるのは難しい、という方も多いと思うので、そういった場合は入門書から読みましょう。

トップMBAの必読文献―ビジネススクールの使用テキスト500冊

こちらも世界的な名著をずらりと並べた一冊。
MBAのトップスクールにて推奨されている本が大量に登場します。

基本はMBAなので、MBA関連を学んでおきたい人のカタログ代わりとして使えると思います。

ただ、日本語に翻訳されていない本も多く、全部をチェックするには英語が読める必要があります。

世界の心理学50の名著 エッセンスを学ぶ

自己啓発やお金、成功哲学など、色んな「50」を選んだシリーズの、心理学版。

こちらが一番私の中では好きなテーマなので、ピックアップしました。

ユングやフロイトをはじめ、古典ももちろん網羅されているんですが、ちょっと変わった本も紹介されていて、非常に面白いです。

中身は見てのお楽しみ。
入門書から専門書までそろっているので、これ一冊でほぼ大丈夫。
全然馴染みがなくて難しい方は、アニメにもなった「マンガで分かる心療内科」などもいいですね。

サイエンス・ブック・トラベル: 世界を見晴らす100冊

こちらもとっても面白い、科学の本。

学生の時は科学に一切興味を持てませんでしたが、今になって、色々と面白い!と感じることができるようになりました。

学生さんはもちろん、大人の方にも読んでいただきたい。
科学にまったく馴染みのない方でも楽しめると思います。

科学とビジネスは共通点が多々あると思いますが、読んでいるうちに色々知りたくなる、素敵な一冊です。

最新ビジネス書ベストセラー108冊

ちょっと他の本とは違って、ゆるい雰囲気のあるまとめ本。

著者の神足裕司さんは、コラムニストでありながら、映画の主役やコメンテーターを務めたりと、ちょっと変わった経歴の持ち主。

2009年の本なので、その当時流行った本も入っていますが、ちょっと変わった選書もあり、楽しめます。

ちょっと違った視点でまとめ本を見てみたい方は、ぜひご覧ください。

ただし、繰り返しますが、2009年当時の流行り本も入っているので、そのことは念頭に置いて読んでください。

まとめ

「ビジネス書」自体の入門書として、これらのまとめ本は役に立ちます。

まとめ本はもっと他にも色々あるので、ぜひチェックしてみてください。

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