ホスピタリティ力をつけるには服装とあいさつから / 友松クレド研究
クレドを研究している友松です。
クレドの研究のために読んでいたこの本も今回で最後になりました。
最後に書かれていたのは、ホスピタリティ力を付けていく3つの方法について書かれていました。
1.おもてなしの力をつける
2.一流の体験をする
3.自分に投資する
この3つでした。
1.おもてなしの力をつける
昔は人を家に招くということがよく行われていたそうです。
著者の林田さんのお父様は議員さんだったため毎日のように人が家に来ていたそうです。
そのとき、夏なら冷たい麦茶とおしぼり、冬なら温かいお茶を振る舞うお母様の姿を見ながらおもてなしの心が自然に見についたといいます。
今はどんなに社交的な人でもなかなか人を自宅に招くということが少なくなってきているのではないでしょうか。
それでも自宅に人を招くというおこないはおもてなしの力をつける良い機会になるとのこと。
私も自宅に人を招くということはほとんど無いですが、イメージだけでもやってみると掃除をしたりお茶菓子等用意したり、服装を整えたりとおもてなしのための準備を自然にやると思います。
おもてなしの力をつけるために、今すぐ人を自宅に招きます!
なんて言えませんが、頭の片すみにいれておきたいと思います。
コロナの影響で新学期が始まっていませんが、はじまったら家庭訪問もありますしね。
2.一流の体験をする
これはよく言われますよね。
学生時代、先生から美術館に行って一流の作品に触れてこいなんてよく言われました。
一流の絵を観るだけで何が変わるんだ? と思ったものですが無意識のレベルでは覚えているんですよね。
林田さんは本の中で、ホテルのロビーラウンジにあるカフェでお茶を飲みながら雰囲気を味わうだけでも勉強になるとおっしゃっています。
これはすぐにでも実行できそうですね。
3.自分に投資する
林田さんは仕事以外で、音楽を聞いたり、映画を見たり、読書をしたりして感性を磨きなさいとおっしゃっています。
感性を磨くというのは自分への投資ですよね。
自分へ投資をしている人には品格が備わるそうです。
品格というのは、自分は何もしていなくても自然と表ににじみ出てくるものだといいます。
日本人はもともとホスピタリティの遺伝子を持っていたんじゃないかと林田さんは本の中でおっしゃっています。
でもその遺伝子が今失われつつあるともおっしゃっています。
だからこそホスピタリティ力をつけるだけで、その他大勢から抜きに出ることが可能。
それを実現したのがこの本で取り上げられたIT企業アイエスエフネットさんということです。
林田さんの研修は、服装とあいさつからスタートするそうです。
服装とあいさつはハートを相手につたえるものだそうです。
服装がだらしない、あいさつも満足にできない、となるとハートは相手に伝わらずコミュニケーションはなりたちません。
服装とあいさつはNLPの視点では非言語コミュニケーションになるのではないかと思います。
あいさつは言葉を使いますが…
所作の役割がとても大きいと思います。
服装がだらしないとラポールも作れません。
NLPは優れたコミュニケーションのテクノロジーですけど、ラポールがとれないとそんなに役にたちません。
それと同じで、あいさつと服装を仕事に相応しい内容に整えることを基本に、そのうえでホスピタリティ力をつけていきたいですね。
《つづく》
《参考文献》伝説のホテルマンが説く IT企業のホスピタリティ戦略 / 林田正光(著)
記事/友松はじめ
クレド勉強会 友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中