社内コミュニケーションが苦手なのは実は自分がブサイクだったから? / ビジネスユースNLP
NLPを勉強していくと人の思考は自分勝手で自分自身を悩ませることがよくあることに気付かされます。
たとえば社内コミュニケーションが苦手という場合。
A先輩は苦手。
先輩は絶対に私のことをきらっているはず。
自分のことをきらっている人との会話は大変ですよね。話しにくいと思います。
それが上司や先輩だとなおのこと。
でもちょっとまってほしい。
本当相手は自分のことをきらっているのでしょうか?
相手に確認とりましたか? 「私のことをきらっていますか?」と。
たいていの人は確認を取ることなく、ささいな行きちがいから相手が自分のことをきらっているはずだと思い込みます。
これはメタモデルの『歪曲』とか『一般化』によるものなんですが、『投影』だったりもします。
投影っていうのは、『自分が思っていることを相手が思っていることだと勘違いすること』です。
わかりやすい例で説明すると…
「あの人、自分がカワイイからって私のことをブサイクだって思ってる!」
なんて感じてるとします。
でも相手は微塵もそんなことを考えていない場合がほとんど。
この場合、実は自分で自分のことをブサイクだって思っているんです。
それに気づかずに第三者が自分のことをブサイクだと思い込んでいます。
これを『投影』といいます。
つまり社内コミュニケーションが苦手なのは、実は自分がブサイクだったから。
というわけです。
ちょっとこじつけが激しい表現になってしまいましたが、投影は社内コミュニケーションを円滑にするためにも投影の影響を受けないようにしたいものです。
ブサイクという言葉を例にしていますが、人はだれでもなにかしらコンプレックスをもっているものです。
そしてそのコンプレックスをいちいち言葉にして人に言ったりはしませんよね。
こころの中に秘めているものだと思います。
でもコンプレックスを気にしていると投影というかたちで出てくるんですね。
本当は自分が原因なのに。自分でそれに気が付かないまま相手が自分の気にしているコンプレックスを刺激する…。
そんなふうに勘違いするなんて、やっかいですよね。
ですからこのやっかいな投影を解除するワークをやってそんなイヤな自分から脱皮しておおらかな自分に変えてしまいましょう。
投影を解除するワーク
投影を解除するワークです。
ワークはカンタンです。
1.立った状態で2mくらい先にイヤなシーンをイメージします。
2.イメージをみながら体の反応に注意をむけます。
3.何も感じないなら投影は解除できています。
もし体にイヤな反応があるときは…
4.今立っている場所から、イヤなイメージの位置を中心にして反対側に移動します。
5.移動した位置からさっきまで立っていた場所に自分が立っているイメージして見ます。
6.そしてもとの位置にもどってイヤなイメージをもう一度見ます。
すると不思議なことに体の反応がなくなります。
これを2重ディソシエ-トといいます。
これで投影が外れます。
まとめ
ビジネスユースNLPの投影を解除するワークはいかがでしたか?
イヤなイメージは自分が会社でイヤだなと感じているシーンをイメージすればOKです。
会社ですからイヤなことは一つや二つではないと思います。
ひとつひとつ嫌なことを投影を解除するワークで解除していくといいですよ。
そうするとフトしたときに気持ちが軽やかになっている自分に気づいておどろくかもしれません。
ぜひやってみてください。
この記事を書いた人/友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中
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