現代では、本は「紙」と「電子」の2パターンで読むことができるようになりました。

どちらにもメリットはありますが、私たちは紙の本を推奨します。

理由はここでは書ききれないほどありますが、特に大きなポイントは、
【五感を使える】
こと。

五感に刺激が多いので、必要な時に、必要な記憶や情報を引き出す際に役立ちます。

・本の表紙や紙の感触・触り心地
・本の重さ
・ページをめくる感覚や音
・本のにおい
・装丁の色、質感
・分厚さ

など、様々な情報があります。

例えば、嗅覚は、五感のどの感覚よりも記憶との結びつきが強いと言われます。
「あ、○○のニオイだ!」
となる瞬間て結構ありますよね。

また、30分読書法で読書習慣をスタートさせると、

・何か解決したい問題があるとき
・アイデアが欲しい時
・本の知恵を借りたい時

などに、本棚の背表紙や表紙を見るだけで、「この本に解決法がある!」とビビッときたりします。
また、この直感とも思える感覚は、たいてい当たっていることが多いもの。

これもまた、実際の本に手で触れて読み進めることの効果だと言えます。

ビジネス書の読書習慣は、得たいゴールのために身に付けるものです。
そう考えると、紙の本に触れた方が、より効果的なのではないでしょうか。