この本を読んで、今この瞬間から希望わいてくるか、不安が増すか? 10年後の仕事図鑑/堀江 貴文(著)、 落合 陽一(著)
今回読んだ本はこちら。
10年後の仕事図鑑/堀江 貴文(著)、 落合 陽一(著)
新たに始まる世界で、君はどう生きるか
20年前にインターネットが普及して、私たちの生活が大きく変わりましたけども、今度はAIが出てきて、人間の代わりに多くの仕事をするようになって、AIから仕事を奪われてしまうと言われるようになりました。
デザインの仕事ならAIからは仕事をうばわれない、文章を書く仕事ならAIにうばわれないと言われていましたが、それもあっという間にうばわれる可能性が出てきました。
でも、うばうって言うのはおかしいですよね。AIが代わりに仕事をしてくれるのだから楽になると考えないと。
(ってできるかな?)
読み終わって、これからは自分でデザインする生き方をえらぼうよ! というメッセージの詰まった本でした。
大学に入って、就職して、結婚して、子どもを生んで育てて、家や車を買い、引退して年金をもらいながら安心して楽しく暮らすという生き方ができる人はほとんどいなくなったと書かれていましたが、それはすごく実感しています。
自分の生き方は自分でデザインして生きられる。
自分にしかできないことを生み出せる。
自分の代わりがいない、できないという価値のある自分になる。
このような自分になるためには、
仕事になるまで好きなことに没頭する。
その好きなことと、好きなことをかけ合わせていくと、100万分の1の人になれる。
本には、著者のお二人が予想する、無くなる仕事と生まれる仕事が書かれています。
これから何になろうかと考えている人は、この本を読んで進路の参考にするといいように思います。
それから、今ひとつのことを仕事にしている人は、ほかにもできることを見直して、仕事のかけあわせをやりはじめてもいいのではと思います。
思いつかなかった自分の仕事が生まれるかもしれません。
ひとつのことに徹底して集中する生き方は、もうリスクであることが知れるのはこの本を読むメリットのひとつじゃないかなと思います。
この本を読んで、今この瞬間から希望わいてくるか、不安が増すか?
これは読む人の感じ方ひとつですね。
まとめ
堀江さんがこの本で、人脈作りを語っていて『お金より信用』と書いていたのが個人的に意外でした。
今まで堀江さんの本を読んできていても、シンプルな考えや発言の表面だけしか見てなかったこともこの本を読んだことの個人的な収穫でした。