著者:岸本健太郎
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本や雑誌など、読書をあまりしない人たちには、共通点が色々とあります。

その中の一つに、部屋のレイアウトがあります。

ちょうど、この記事を書いている途中に、BBMの土井さんも、こんなことを言われていました。

子どもが「読書」に夢中になる魔法の授業とは?

まさに、その通りだと思います。
大きな枠で言うと、「本が自然と手に取れる・目に入る環境にあるかどうか」ということ。

こちらは子供の読書についての話ですが、今回お伝えしたいのは、大人への影響です。

テレビはどこまで重要か

私はテレビをほぼ見ません。関西人なのでお笑いは好きですが、バラエティも見ません。
ビジネス系の特集か、もしくは海外サッカー・ゴルフをたまに見る程度です。
なので、テレビがメインのレイアウトにはしていません。

ですがやはり、普通はテレビがメインの場所を牛耳るレイアウトになりますよね。
部屋の作り的にも、コンセントがちょうどリビングのいいところにあって、「ここにテレビを置いてね」と主張してきます。

で、テレビはどこまで重要なのか、ということですが、情報源としてはそこそこの価値があるものの、メインに据えるべきものか、と言われると、私は首をかしげてしまいます。
トレンド情報をつかんだり、という意味では非常に優秀ですけどね。

だから、テレビも「目的を持たないと見ないような場所に置く」と、情報収集ツールとして使えると思います。

本を目につく場所に置いておこう

では、テレビの場所には何を置くか。
そう、本棚を置くのはいかがでしょうか?
あなたが男性なら、奥様の猛反対に合うかもしれませんが・・・

本とテレビというのは、どちらがハードルが高いか、と考えると、読書習慣のない人にとっては、テレビはとりあえずつけるもので、本はとにかく頑張らないと読まないもの、というポジションになっています。

これは前述の通り、テレビは最高の場所にあって、リモコンをぽちっと付けたら、あとは見るだけだからです。
圧倒的にハードルが低い。

それに対し、本は、

自分で選んで、
めくって、
読んで、
咀嚼して、

と、読むということだけにしても、テレビよりよほど能動的な行為です。

だからこそ、本をメインの場所に据えてちょうどいいとは考えられないでしょうか?
とりあえず本を開いてみる。

以前、脳には「馴化」という機能があって、とりあえずやってみることを繰り返すうちに習慣化できる、ということもあります。
参考:脱三日坊主! – 吸引力の変わらないただ1つ(?)の脳の仕組みを知ってもっと簡単に習慣化!

この環境を作り上げるわけですね。

パソコンについても同じ

パソコンについては、読書とテレビの中間ぐらいのハードルですが、もしネットサーフィンばかりしてしまう、という人は、これまた、パソコンの場所を工夫しましょう。

オススメは、家族に見られる場所。
ご想像の通り、かなりの抑止力が働き、いつの間にかそんなにネットサーフィンしなくなります。
その代わりスマホに逃げないようにもしないといけませんが。

もちろん、仕事で使われる方はこの限りではありませんよ!

まとめ

結局のところ、自分のインプットをコントロールし、習慣をコントロールしようと思ったら、環境を変えてしまうのが一番です。
それにより、行動が変われば、心持ちも変わります。

ぜひ、部屋のレイアウトを変えることも検討してみてくださいね。

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