まんがで身につくPDCA/原マサヒコ(著)兼島信哉(まんが)
今回紹介する本はこちら。
『まんがで身につくPDCA/原マサヒコ(著)兼島信哉(まんが)』です。
ビジネスまんがってやつですね。
この本のポイント
この本のポイントは、
- PDCAが理解できる
- PDCAが何故うまくいかなかったのかがわかる
- PDCAを回せるようになる
もし、
「オレ、もしかしたらPDCAのこと分かってないかも・・・汗」
と自覚があるなら、今すぐこの本を買って読むことを強くオススメします。
PDCAを本当に使えているか?
PDCAは仕事をしていれば1度は聞いたことがあるキーワードですね。
P=プラン 計画
D=ドゥ 実行
C=チェック 評価
A=アクション 改善
分かっている人は多いと思いますし、今実際に仕事でPDCAしている人もいると思います。
でもこの本によると、実際にPDCAを分かってやれている会社は少ないと言います。
実際、私もちゃんと理解してPDCAしているかというと自信はありません。(汗)
その証拠に、おそらく私のような人がこの本を買っているのでしょう。
20万部超えてるそうです。(・・・てシリーズ累計だからこの本が20万部売れたってわけじゃないのね。)
ですが、通常のビジネス書でPDCAを学ぶよりも超入門として、また本当に理解したいと思ってマンガを選びました。
(知らない知識を学ぶなら最初は入門編から読むのがいいす。)
PDCAが回らない
PDCAの事をここで細かく書くつもりは無いのですが、先ほどPDCAを使えていない会社が多いと書きましたが、PDCAの『C』が出来ていないため、PDCAが回っていないことがほとんどなのだそうです。
『C』と言えば、チェック 評価です。
計画を立てて実行するのはどこでも、誰でもやれるし、やるんです。
でも、途中経過、進捗、ゴールに向かって今どれくらいの達成具合なのかをやっていないので・・・
- なんかいい感じで進んでます。とか
- ちょっと調子が悪いので訪問の件数増やしてます。とか
- たぶんページの色が悪いと思うんで赤を青に変えて様子見ます。とか
って、そういうことになって、なんとなく達成できました、達成できませんでした、というゴールになる。
自分も身に覚えがあるので耳が痛い話しなんですが、毎日、そして1週間とチェックするようにして、達成してなければ、何が障害になっているのかを仮説でいいから洗い出す。
そして、アクション 改善する。
計画も実行も改善もするんですよね。
でも、このマンガで言っている通り、『C』が抜けていることが多い。
本当のPDCAに気づく事ができる
私も通販会社勤務の時は、PDCAシートという名前の企画書があって、書き込みやってました。
でも、今だから言うけど、PDシートでした。
計画して実行するだけ。
計画して実行して一つの企画が終わり、また企画をするときに、前回の結果を土台にして計画して実行していました。
つまり1つの企画の中でPDCAをしていないんですね。
そんな人多いんじゃないでしょうかね?
このマンガを読むことで、今の仕事でもよりよいコンテンツ、よりよい講座にしていくために改善しているわけですが、本当のPDCAを分かっていなかったなと気づくことができました。
あらすじを少し
舞台はタオルメーカー。
突然創業者である社長が死んでしまうところから話しがはじまります。
これからどうしようと不安を抱える社員たち。
社長の葬儀の後、全社員を集めた全体会議の席で社員たちに、ある冊子が配られます。
社長が残してくれたPDCAノートです。
このノートに書かれているPDCAの極意を社員たちが理解し実行していく過程を描いたお話しです。
ダメダメ社員たちがPDCAを学んでいく過程が自分にも重なってよく理解ができました。
まとめ
今回は『まんがで身につくPDCA/原マサヒコ(著)兼島信哉(まんが)』の紹介でした。
そんなにうまくいくかよッ!と突っ込みどころも満載なストーリーですが、実はPDCAのことをよく理解していない、今さら人には聞けないと心のどこかで感じている人には、まさにうってつけの本です。
この本を読むことでPDCAの事が理解できます。
もちろん入門編ですから、ここからもっと本格的にPDCAについてのビジネス書を2~3冊読めば、人に説明したり、自分でも使いこなせるようになっていることでしょう。
普通に読んでも1時間もあれば読めますよ。なによりマンガですから楽しく読めます。
自分が担当した企画がいつもなんとなく終わっていると感じている人に特にオススメ!