奥さんに頼み込んで受講費用を出してもらって速読講座を受講
こんにちは。読書会コンサルタントの友松です。
前回の続きです。
ある日、ふと、思ったんです。
普通に本が読めないんだったら、速読を習うと、読めない悩みも解決するんじゃないかって。
そこで、書店に行き、速読に関する本をいくつか立ち読みし(汗)、自分に合いそうな速読の本を購入して、本のままだと実践しづらいので、速読のノウハウ部分を表にして、分かりやすく工夫して、早速実践を始めました。
速読の独学を開始
速読の独学です。
最初は手元にある本を使って、やり始めましたが、もともと本が読めないわけですから、速読の本を読んで実践したところで、うまくいくはずがありません。
また、やっていても、
それがうまくいっているのか、
うまくいってないのかがサッパリ分かりません。
そこで、仕方が無いので、同じ速読をやっている人から情報やアドバイスをもらう方法が無いか考え、出来もしないのに、速読のメーリングリストを運営することにしました。
うしし。
これで、タダで速読の方法を学べるぞ。と思ったのもつかの間。
いっこうに、速読ができる人のメーリングリストへの登録はありませんでした。
それよりも、私と同じような、速読に興味はあるけど全く出来ない人ばかりが集まってきました。(汗)
独学で速読を続けて数ヶ月、1週間に1冊くらいは読めるようになりましたが、読めている実感が全くありませんでした。またやっているからこそ、これでいいのだろうか?このまま続けていていいのだろうか?という不安が襲ってくるようになりました。
そんなとき、ふと、こんな疑問が浮かびました。
オレ、速読を身につけることが目的だっけ?
「オレ、速読を身につけることが目的だっけ?」
独学で速読をやっていた時、いつの間にか、速読を身につけることが目的になっていました。
でも、本当の目的は、速読を身につけることではなかったはず。
本を読み、情報を吸収し、仕事に活かす、結果を出す。ということが目的だったはず。
速読を身につける時間があったら、やっぱり、さっさと講座を受講して速読のスキルを身につけてしまって、どんどん本読もう。
そう思い、早速ネットで速読の講座を調べ始めました。
いくつか速読講座をピックアップして、以前社長から読んでみろと言われた本の著者がやっている速読講座があることが分かり、「大丈夫かな?だまされないかな?」と少々不安を持ちつつも、まずは受講しないと始まらないので申し込むことにしました。
そして、受講費用を見ると・・・・。
10万円を超えてました。(汗)
お金を出して参加するようなセミナーに一度も参加したことが無い当時の私にとって、これは大きな衝撃でした。
ヤバイ、高い、、、やめようかな。
ヤバイ、高い、、、でも申し込もうかな。
ヤバイ、高い、、、やめようかな。
ヤバイ、高い、、、でも申し込もうかな。
ヤバイ、高い、、、やめようかな。
ヤバイ、高い、、、でも申し込もうかな。
ヤバイ、高い、、、やめようかな。
ヤバイ、高い、、、でも申し込もうかな。
同じ言葉が頭の中をグルグル巡ります。
しかし、このままだと何も変わらないことは自分がよく知っています。
そして、受講するんだと決心して、私の奥さんに受講費用を出してもらうお願いをしました。
速読法・・・
受講費用10数万円・・・
改めて見ると、非常に怪しい。(汗)
いまでも思い返すと懐かしいですが、たしか受講をOKしてもらうのに3日はかかったと思います。
自分はど速読ができるようになって、こういうことがやりたい、こうなりたい!という熱い想いを奥さんにぶつけて、やっと受講の許可をもらいました。
今でも思いますが、あの時、あきらめずに説得した自分をほめてあげたい気分です。
それよりも、こんなあやしいことに、大切なお金を出してくれた、私の奥さんにも本当に感謝しています。
あのとき許可してくれなかったら今の私は居ないわけですから。。。
そして、晴れて、速読講座を受講し、受講翌日から狂ったような読書生活がはじまりました。
夜に1冊読み、朝早起きして、また1冊読み、自分の仕事に関係する本を片っ端から読み、読んだ本の内容を記録していきました。
今から考えると、高い受講料でよかったと思います。
中途半端に安い受講料だと、たぶん、途中で読書もやめていたと思います。
私の場合、奥さんに頼んで、受講費用を出してもらっていましたから、なおさら読書をやめことは出来ませんし、読書を通じて変わっていく自分を奥さんにも見せ続けないといけません。
そういった意味でも、私には、読書を辞めるという選択肢はありませんでした。
そして、1年に1冊の本も買わず、たった1冊も満足に読めなかった男が、毎日1冊本を読む生活をはじめ、どんどん狂ったように読書の量を増やしていきました。
次はそのあたりのことを書いてみようと思います。
では今日はこの辺で。