著者:岸本健太郎
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前回に引き続き、LOVE理論の残りの理論についてお伝えしましょう。

前半はこちら
LOVE理論のススメ -テレビドラマにも! 水野愛也著 前編1/2

さて、それでは引き続き!

DK心変わりの悲劇

DK心変わりの理論

DKとはディープキスのこと。

大学生時代のエピソードを引き合いに出し、女性側の気持ちが急降下するポイント、心変わりしてしまう理由について書かれています。

心と体の相関関係を考えた場合、ここは理に適っているというか、心理学的にもその通りですね。

アリアリ理論

人の心理を考えると、ここに書いてあるような心の動きはよく起こります。

●●をするかどうかにより、アリの方に自己説得するか、ナシの方に自己説得するか。
なぜ押しの強さが必要になるのか。

わかりやすいですね。

お持ち帰り三大理論

ここではセ●クスのをするための方法がメイン。
「セ●クスは目的でなく手段である」
名言なのか迷言なのかわかりませんが、そういった前提で進んでいきます。

ラブ&セ●クス理論

別名「ガッツキ理論」だそうで、ガッツイていけ、ということ。

ガッツくと嫌われる、ということが言われますが、それは真っ向から否定。

何より、「初対面で誠実なキャラを打ち出していくのは大きなリスク」というのは面白いですね。
営業でも似たようなことがいえるかもしれません。

分かるよ理論

例えば家に誘う場合、女性側に断られることがあるでしょう。
そんな時に使う理論。

なんせ、この方法のメリットは、「半永久的に誘い続けることができる」こと。

一般的なコミュニケーションでも使えます。たぶん。

ちなみに、今はこの理論が派生して、86の流派が存在するそうです。

タクシー理論

タクシーと言われればなんとなく想像できそうなもの。

ですが、分かるよ理論と組み合わせて、1歩進んだ使い方を推奨しています。

「強引の定義とは、女に言い訳を与えられる力である」
これは素晴らしい!

セールスも販売もこれですね。まじで。

バタンチュー理論

部屋に上がった女性とキスをするのに最適の場所がどこか。

期を逸するとなかなかタイミングが難しくなりますが、その時に使う理論です。

ちなみに場所の正解は「玄関」。
さて、その理由は・・・続きは本で!

コロンボ理論

実際の家の前などでも、当然ながら相手が抵抗することはあります。

そこで、「意外な一言」を言い放つことで、成功率をアップすることができる、ということ。

この決まり文句はいくつかあり、それも紹介されています。

セ●クスの鉄則

ここでは理論というか、鉄則とされる考え方が書かれています。

「楽しむな」
「憑依せよ」
「おそるおそる」
「終わった後は無理やり優しくする」
「二・三日連絡を絶つ」

これが5つの鉄則ですが、あほらしい喋り口とは違って、書いてある内容は「相手の立場に立つ」ということ。

あなたの考え方が間違っていないか、チェックしてみましょう。

恋愛理論「最前線」

IT理論

ITツールを駆使しよう、ということ。

これは人を選ぶと思いますが、まあそんなこといったら愛也さんにパンチされちゃいそうですね。

この内訳は、

・フェイバリット先回り理論
・サイクリング理論
・チルドレン理論
・ミスターチルドレン理論
・フリフリ理論
・介護理論

があります。

フリフリ理論はこれ実際大丈夫なんでしょうか。

ハードルアゲアゲ理論

LOVE理論史上最高にして最難関の理論とのこと。

特にデートに誘う際に効果が大きいということですが、同時に完璧にマスターしているのは愛也以外存在しないみたいです。

私はよく人を飲食店に誘う時にこの理論使ってますね。

恋帯保証人理論

定型文を元に、愛也さんが「恋帯保証人」になってくれる、というもの。

うまくいかなかったのは愛也のせいだ、という言い訳を提供してくれる。
ただし、使い方にはくれぐれも注意が必要な理論なのでご注意を。

天下人理論

彼氏のいる女性をどう落とすか、のための理論。

略奪がいいのかどうかは置いておいて、どのようなポジションでどう具体的に行動するのか、という部分に触れられています。

織田信長ではなくて徳川家康を目指せ!

ひとつ上の恋愛

サプライズ理論

サプライズは大切ですよね。
そして、相手の喜ぶ顔が楽しいものでもあります。

そんなサプライズの鉄則について触れられています。

・相手を不安にさせる
・相手のキャラや背景にこじつけたプレゼントを選ぶ
・仕込み
・相手との距離を見失うな

この4つが鉄則としてあげられています。

このサプライズ部分はちゃんとまじめに書かれています。
いや、全部まじめかもしれませんけども。

サプライズ好きの人は普通にやってることですが、再現性を持たせた説明で、苦手な人でも普通にできるでしょう。

ファーストラブ理論

いくつになっても「実質初恋」する方法について。

まあお下品なエピソードとともに解説されているんですが、伝えたいことは明確。

どっちを選ぶかは読者次第ですが、このファーストラブ理論で選んだ場合、幸せな恋愛になりそうですね。

戦場のメリークリスマス理論

袋とじになっていて、クリスマスの戦い方について書かれています。

クリスマスは年間で考えても最大の恋愛イベントですよね。
これを、実話の成功事例をもとに解説しています。

最後には愛也さんのクリスマスのタイムスケジュールまで。

一人で過ごすというピンチをチャンスに変えるコツがここにあります。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

冒頭にお伝えした通り、長々とお伝えしました。
肝心なところには一切触れずお伝えしました。
もうほら、読みたくなってきたでしょ?

嫌われる勇気じゃないですが、人生的にも当てはまる内容が意外に多くて楽しめるのは、水野さんのさすがと思う部分です。

また、このLOVE理論の魅力は、読み物としても楽しめること。
いや、おそらく嫌いな人もいるでしょうが・・・

でも、本全体から、「モテなくてどうしようもなく悩む男たち」への素敵な愛情を感じ取ることができます。

私は、大人の悪ふざけが大好きな人間なので、ぜひオススメしたいと思います。

ちゃんと役にも立ちますからね!

そしてもう一つ。

「女は好きになった男の全てを好きになる」

ちょいちょい素敵なセリフを差し込んでくるんですが、この話の巻末のエピソードが非常に素敵です。

ほら!今すぐ買って読んでみましょう!

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