著者:岸本健太郎
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プロスポーツの世界というのは、金銭的な見返りも大きい代わりに、プレッシャーに常にさらされ、また、自制をし、努力を積み重ねる必要があります。

天才と言われるC・ロナウドやタイガーウッズ、イチローも、本人たちは自分のことを「天才」とは思っていないんじゃないかと思います。
どの人も努力の天才、という表現をされるように、努力をし続けられる、常に最高のパフォーマンスのために自分を研鑽する、という思考がすごい、ということ。

そこで今回は、特に日本のプロたちの本の中で、本を読まない方にもぜひ手に取ってみてもらいたい本を紹介します。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

現代表キャプテンの長谷部選手の一冊。

天然キャラで有名ですが、いわゆるキャプテンとしてバランスの良さが見て取れる一冊。
あまりややこしいことはせず、シンプルにやるべきことをやる、という印象です。

進化する強さ

個人的には非常にオススメしたい1冊。

なんと今44歳ですが、現役で活躍。
一度引退されたのに、復帰後も息の長い活躍というのがすごいなと思います。

どういった考えが伊達さんを支えているのか、面白い本です。

「優柔決断」のすすめ

古田敦也さんの本。

頭が良い、というイメージが共通認識だと思いますが、私の中では古田さんは、頭をよくするための努力を絶やさなかった人、という印象です。

この「優柔決断」という部分に共感する人も多いはずです。

新書なのですぐ読めるのもいいですね。

やめないよ

こちらも48歳にして現役、カズこと三浦和良選手の本。

周りからは色々言われたりすると思いますが、それでも現役にこだわり、準備し、プレーをする姿勢からは、学べるものが多いでしょう。

中日の山本昌投手も49歳で現役ですが、一般的にはありえない年齢でのプロ生活を送る方からは、様々なものが学べますね。

人生を変える 修造思考!

ずいぶんと引っ張りだこの松岡修造さん。

あそこまでイキきったキャラだと、見ている側も気分がいいですよね。
本人の真剣さが暑苦しく伝わるのも面白い。

特に、ずっとぶれないあの熱さの根底にはどういった考え方があるのか。

読み物としても面白いと思いますよ!

最後は願うもの―41歳の銀メダル

アテネ五輪アーチェリー銀メダリストの山本博さんの一冊。
ここでもまた40代の方の本ですね。

高校教師をされているからか、説得力もあり、特に同年代の方には共感できる内容だと思います。

書かれていることも面白くわかりやすい。

まとめ

40代のプロの本が多くなってしまいました。

これはなぜかというと、やはり、誰かに何かを伝える、ということが、40代になってきて熟成されるからかと思います。
また、プロの世界としては高齢にも関わらず活躍するには、私たちの想像を超えたレベルの準備や努力があるはず。

そういったところから学べることというのは、非常に大きいものがあるんでしょうね。

普段は本を読まない方も、ぜひ見つけたら手に取ってみてください。
きっと、楽しく読めると思いますよ。

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