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あなたは、書店に寄ることがあるでしょうか?

今は、amazonなどのオンライン書店で本を買うことができるため、書店に一切足を運ばずに本を買う、という人も増えているそうです。

ネットだと、

  • すぐに届く
  • 検索が圧倒的に楽
  • 購入して持ち帰る手間がない
  • 在庫がないことがほぼない
  • 中古もあって安い

など、確かに便利です。
本屋さんに寄らずともすべてが完了するため、立ち寄らなくなるのはある意味必然と言えますよね。

でも、そんな時代だからこそ、書店に寄る意味というのがよくわかる、ということもあります。

そこで今回は、書店に寄るということについて考えてみたいと思います。

書店に立ち寄る効果

私が個人的に考える、書店に立ち寄る効果というのは、

「行くだけでアイデアが浮かぶ」
「思わぬ本との出会いがある」
「便意が」(すいません。半分冗談です。)

です。

こればかりは、書店に立ち寄らないと味わえないと感じています。

もちろん、個人差はあると思いますし、私の価値観・アイデアの発想方法などの前提のもとですので、すべての人に当てはまるというつもりはありませんが、多くの人には共通するんじゃないかと思います。

なぜ書店に寄ればアイデアが出るの?

なぜこのような効果が期待できるのか。

それは、

「自分が探すつもりのないようなジャンルの本も目に入る」

ということです。
本屋さんでは、たいてい特集であったり、書店員さんがPOPを書いていたりで、色んなジャンルの本が目に入ります。

オンラインでは、検索機能が圧倒的に充実していて、直線的に本を探せるので、自分の購入したいと考えている本のジャンルに偏ります。

この差が非常に大きい。

私や私の周りの人間も、アイデアを出したりする際は、関連性の強い本:まったく関係のない本を、だいたい5:1~10:1ぐらいの割合で読みます。

なぜこんなことをするかというと、関連性のあるものの結びつきをスムーズにしてくれる潤滑油のような役割を果たしてくれるからです。

その結果、突拍子もないアイデアや企画が生まれたりします。

以前、作家の谷津矢車さんに伺ったことがあるのですが、やはり、小説を書く際、関係ないジャンルやカテゴリの本も大量に読むそうです。

読書家といわれる方々や、著名な知識人の方々も、間違いなく自分の専門の外の本も読まれているでしょう。

先ほども言ったとおり、情報は、自分のアンテナに引っかかるものしか入ってこない状態だと確実に偏ります。

この偏りを自然に解決してくれる場所。
それこそが書店であるということですね。

まずは立ち寄るところから始めてみよう!

本屋さん自体は好きな人もたくさんいます。
でも、本を買うのは多くの方がamazonでしょう。

本屋さんがつぶれるのは悲しいけど、でも本を買うのはamazonになります。
かくいう私もそうです。やっぱり便利。

でも、本屋に立ち寄って衝動買いをしてしまうこともあります。

本屋さんで本を買え!というつもりは毛頭ありません。

しかし、立ち寄るだけでも、新しい発見があったり、アイデアが浮かんできたり、書店員さんのPOPがかわいかったり、と、本屋さんでしか味わえないこともまたあります。

ツタヤのBook&Cafeみたいなのも出てきましたしね。

まずは、ふらりと書店に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?

長い間訪れていない人ほど、再発見があると思いますよ♪

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