著者:友松はじめ
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あなたはなんのために読書をしていますか?

趣味の小説を読むのは別にして、本を読んで・・・

自分を変えたい
今抱えている問題を解決したい
仕事に役立つ情報を得たい

などなど、
本から得たいことは人によって様々です。

本を読んだ後に、何か変わりましたか?

何か目的があるから人は本を読むんです。
とはいえ、本を読んだ後、何か変わりましたか?

例えば、本を読んだ後、

会社での仕事のやり方が変わって、成績がアップした。

内気な性格で人とうまくしゃべれなかったのに、
最近はいろんな人と楽しくおしゃべりできるようになった。

プレゼンの資料作りが上手くなったねと上司にほめられた。

人は、そんなことがあれは本を読むのも楽しくなるし、
楽しくなるので、ますます本を読んで自分を変える努力をするでしょう。

しかし、
本を読んで、目に見えて環境が変わったと実感できる人のほうが少ないのではないでしょうか?

実は私も、がんばって本を読んでも、
まったく環境が変わらなかった人の1人でした。

しかし、ある習慣を始めてから見る見る変わっていきました・・・

本から得た知識を自分のものにするチョットした習慣

本の知識を自分のものにする
今日からできるチョットした習慣とは?

実は、本を読んだ後、その読んだ本を
人に話すだけでいいんです。

話すだけです。

どうです?
これなら今日からでも始められそうでしょう?

まとめ

この習慣は、読書をするようになって知らず知らずのうちに始めていた習慣でした。
(後から本を読んで、話すことがいいと知ったのですが)

私は、たくさんのビジネス書を読むようになって、
仕事のために常に手元に置いておきたい本が増えてきた時期がありました。

そして、少し考えて、自宅に本を置くのではなく、会社の自分の机に置くようにしたら、
いつでも本からアイデアが得られるのではないかと考え、早速実行しました。

会社の机に本を置いていると、上司や同僚から、

「この本ってどんなことが書かれてるの?」

「こういう問題があってさぁ、解決できそうな本持ってない?」

「この本、借りてもいい?」

と声をかけられるようになりました。
本が読めなくて困った時期を経験している私としては、
より多くの情報を得てもらいたいと思い、
本を貸す時には必ずその本のポイントをいくつか話してから貸すようにしていました。

会社に置いていた本は40冊~50冊くらいで、
すべて読書メモを取っていたので本の内容は覚えていました。

そのため、人に貸す時は、その覚えている内容を話して聞かせるわけなんですが、
この「本の内容を人に話す」という習慣をはじめてから、ノートを見返さなくても
本の内容を話すことができたり、仕事でアイデアを考えている時にも良いアイデアが浮かびやすくなってきました。

前回のコラムで少し触れましたが、本の内容を話すという行為は、
それ自体がアウトプットになっているんですね。

読書をしたら、必ずアウトプットを行うこと。

アウトプットを前提としたインプットを行うこと。

インプットとアウトプットのサイクルをまわす習慣を日々の読書に取り入れることで、
本の内容をしっかりと記憶するだけではなく、
日常生活に、仕事に、活かすことができるようになってきますよ。

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