著者:友松はじめ
Pocket
LINEで送る

030

ビジネス勉強会・読書会ファシリテーターの友松です。

企業研修や社員研修と聞くといろんなものをイメージします。
・ビジネスマナー研修
・ビジネスの基本知識研修
・仕事のテクニック研修
・語学研修
・キャリアプラン研修
・新入社員研修
・一般社員研修
・管理職研修
・業務教育研修
・接客応対研修
・業務マニアル作成教育研修
・管理の基礎教育研修
・人材活用の仕方研修
・面接スキル教育研修
・リーダーシップ教育研修

少し変わったところで、自衛隊研修などなど
これはネットで調べてみたんですが、まだまだありそうです。

以前勤務していた会社でのことなんですが、社長命令で接遇マナーの先生を会社にお招きして2時間のセミナーを行っていただきました。
そのときの研修費が1回10万円の2回で20万円
出席したスタッフたちも楽しんで2時間学んでいました。

しかし、大変言いにくいのですが、
マナー研修で学んだ知識は、研修直後は意識も高いんですが、その後は活かされることはありませんでした。

こういった社員研修プログラムは、社外へ出向いて受講する場合と、今例でお話したように会社に講師をお招きして行うタイプと大きく2種類ありますよね。

私の経験をお話しすると、ビジネス書の読書習慣がついてくると、自然と研修やセミナーに参加した際にも、ビジネス読書習慣の有無で、学び取れる内容や量に差がでてくるように感じます。

これはビジネス読書の副産物だと思うのですが、30分読書法のように、目的を決めてから本を読む、大切なところを探す、メモを取るという行為を繰り返すことで、研修やセミナーでの学びの力もアップするんだとうと私は考えています。

つまり、ビジネス読書習慣を付けつつ、各種ビジネス研修やセミナーに参加する方がより成長でき、仕事に活かせるのではないでしょうか。

知識について:知っている知識と知らない知識

これについて少し説明します。
知識には、既知の知識未知の知識があります。
既知の知識はすでにあなたが知っている知識のこと。
未知の知識はあなたがまったく知らない知識のことです。

そして、やっかいなことなんですが、未知の知識は、まったく何も分からない、文字通り未知の知識なので、いくら学んでも未知のままなんです。つまり未知は未知のまま。

しかし、まったく未知のものを学ぶという機会はそうそうあることではありません。

未知の知識に、既知の知識もまざっている場合がほとんどです。
そのため、このすでに知っている既知の知識を利用して、未知の知識を既知の知識に人間は変えながら学び成長しているわけです。

なので、ビジネス読書を続けることで、既知の知識はさらに厚くなり、既知の知識を利用して未知の知識も学べ、次第に能力がアップしていくんですね。

そういう状態になってから研修やセミナーに参加すると、より多くの学びができるわけです。
知っていることが増えている状態であり、研修やセミナーで学ぶ未知の知識も既知の知識を利用して理解することができるようになるから。

これは、あくまで私の経験と知識からの仮説ですが・・・いかがでしょうか?
(逆にむずかしくなったかな??汗)

なので、会社内で読書会形式の研修を毎月1回、可能であれば週1回、できれば毎日開催することで、スタッフのビジネススキルがアップし、そして組織が活性化し、会社の業績アップにつながっていくわけです。
研修やセミナーに参加したとしても、多くのことを学び取ることが出来るようになります。

簡単に導入できる読書会形式の社内研修

経営者の方は、スタッフに対して、本を購入する費用とみんなで本を読む時間1時間~2時間を与えるだけでいいんです。
そんな時間は無いという場合も、始業前に1時間早く来て読書をする、今ビジネスマンの中で流行している朝カツを社内に導入するだけでも時間が取れます。

そんなに早く社員が出社するわけ無い?
大丈夫。社員が喜んで1時間早く出社してくる方法がありますよ。^^
この方法なら、毎日ビジネス書を読む時間を作ることができます。

月に4冊の本を読む人は日本の10%しか居ないことを考えると、毎週1回読書会研修を開催しただけで、1ヶ月4冊読めますので、あなたの会社の社員は、その瞬間、日本の読書家10%の仲間入りをします。すごくないですか?

読書会形式の社内研修で30分読書法を使えば、30分で1冊本を読むことができます。
たとえば、社内の読書会を1時間にし、最初の30分で本を読み、残りの30分で読んだ本の情報をお互いにシェアしあう。

参加者が5人いれば、1時間で5冊分の情報を手に入れるようなもの。
ものすごく密度の濃い、学びの時間が出来上がります。

あとから詳しく説明しますが、こんなことが、本を読む時間の捻出と、書籍代くらいで社内に実現してしまうなんてすごいと思いませんか?

社員も本を読む習慣を付けてほしいと思っている経営者さんは多いと思います。
そして、自分が読んで感動した本を社員に読ませたいと思って、わざわざ全社員分本を購入して社員に配る社長さんもいらっしゃいますよね。

すごく素晴らしい社長さんだし会社だと思います。

そういう方が経営する企業にも是非、読書会形式の社内研修を取り入れてもらえたらなと思います。

社内で開催できる読書会形式の社内研修を導入し、スタッフに読書、小説ではなく日ごろの業務に使える実用書やビジネス書を読む習慣をつけてもらう。

これだけで、競合他社と差がつかないわけが無いと思うんですがいかがでしょうか?

 

<< 読書会コンサルタント友松はこんな記事を書いています >>

興味のあるカテゴリーから読んでみてくださいね。

30分で本1冊!30分読書法解説

速読で訓練が必要だったり習得が難しいテクニックを極力省き、どなたでも使える読書法「30分読書法」について解説しています。
積読で困っている方、本を読みたくても読む時間が無いと読書をあきらめている方に特に読んでいただきたいと思っています。
>>30分で本1冊!30分読書法解説はコチラ

WEB読書会報告です

毎週水曜日と土曜日の朝5時から開催中のWEB読書会の模様を報告しているコーナーです。
読書の効果を最大限に活かすには、読書会の形式が適しています。
ビジネス勉強会の読書会の特徴は、事前に本を読み込んで参加するのではなく、未読の本を持ち寄って、その場で読み、その場で発表、情報のシェアを行うことです。
ビジネス勉強会会員ならどなたでもご参加いただけますが、はじめてのときは勇気がいるもの。どんな雰囲気で、どんな本を読んでいるのかが分かれば親近感も湧いて参加しやすくなりますね。
積極的な読書を心がけたいと思っているあなた。どうぞ読んでください。^^
>>WEB読書会報告です

ほったらかしで1億稼ぐ社員の作り方

32歳まで本を1冊も読み終えることが出来なかったサラリーマンに奇跡が起きた?!美大卒のダメサラリーマンが本を読めるようになり、本から得た情報だけで1億稼いだ実話。
>>ほったらかしで1億稼ぐ社員の作り方

読書の最終目標シントピカル読書

2冊以上の本を読み、自分の考えをまとめ上げる、読書の最終目標といわれるシントピカル読書。この読書法のノウハウ、目新しく感じるかもしれないですけど、実は70年以上も前に開発された読書法なんです。
>>読書の最終目標シントピカル読書

  • このエントリーをはてなブックマークに追加