著者:友松はじめ
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ビジネス勉強会読書会ファシリテーターの友松です。

 

読書を習慣にしている経営者の方は多いと思います。

 

そして、
読書を習慣にしている従業員の方は少ないと思います。

 

だって、16歳以上の日本人で1ヵ月に1冊も本を読まない人は、46.1%もいるんですから。
(国民の読書量2008年文化庁国語に関する世論調査より)

 

私の周りでも、受講生以外で、週1冊でも本を読んでいる人は居ません。
今まで、あったとこがありません。
(・・・いや、この前参加したセミナーの懇親会で会った・・・いや、あの人は経営者だった。汗)

 

たまに読書会の経営者の方が、自分が読んでよかった本を従業員さん全員に買ってあげて読ませようと試みるという話も聞いたことがありますし、私もそれを実際に体験したことがあります・・・が、私は読みませんでした。

 

なぜ読まなかったのか?
本ってタイミングだと思うんですね。
なので、今必要の無い本を時間を割いて読むには、かなりのエネルギーがいると思います。
もちろん、読みたくない本でも、自分にとって必要だと思える本は何冊だって読みますよ。

 

これを言ったらもともこもありませんが、読めって言われても読まないのが強制されて読みたくない本を読まされること。
これはもう、読んでいる人にとって読み終わるまでが苦痛でしかないし、読み終わっても何も頭に残っていない。
でも、読了後に感想文を書いて提出しろ!なんていわれたら、ますます本嫌いになってしまいますよね。

 

私は、まえがきとあとがきを読んで適当に感想文を書いて会社に提出しましたが。

 

もう、周りは本当にイヤイヤ社長から渡された本を読んでいましたよ。何日もかけて。
経営者としては、自分の会社の従業員に本でもいいし、セミナーでもいいし、とにかく勉強してほしいと思っているはずです。

どちらかというと、自分で勝手に学んで、仕事に活かして成果を挙げてほしいと思っているのが本音ではないでしょうか?

私も、ビジネス書が読めなかった時期をよく覚えていますが、本が読めない、活かせない人間でも、読み方を変えて、本の内容を仕事に活かす方法を知って、また活かしたことが成果につながる経験ができると、自分で勝手に読書をはじめ、自分で勝手に学ぶようになります。

 

楽しくなるんですよね。学びが。
なので、そうなると、「やめなさい」と言っても、学びをやめないようになります。

こういう従業員が会社の組織に1人、2人、3人と増えてくれたら会社の業績も上がりそうな気がしませんか?

 

 

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