著者:岸本健太郎
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コンテンツビジネス。
ずばり、どういったものか、答えられるでしょうか?

コンテンツビジネスとは、要するに情報を提供するビジネス、ということ。
テレビや雑誌、書籍などはこの「コンテンツ」です。
ジョブズがiphoneを作り出したことで、今はさらに、ゲームであったりアプリであったりと多様化していますね。

ただ、明確な定義は、団体や表現者によっても変わるところがあり、そのため、ある程度の知識を必要とします。

そこで今回は、「コンテンツビジネス」を、ビジネスの現場で語れるだけの知識を手にすべく、コンテンツビジネスについて書かれているオススメ本をご紹介したいと思います。

商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる

2014年発刊

装丁や本のサイズが一般的な本とは異なり、デザイン本のようです。
事例や図が割と豊富で、ペラペラめくると、広く浅く内容がつかめる本。

実践編は、人によってどこまで参考になるかわかりませんが、基本を抑えるのには適しています。
ちなみに、よく売れている本です。

エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書

2014年発刊

原著が2013年なので、少しずれての発売ですが、基本的な考えはもちろん変わっていません。
これ一冊で、基本的な情報は網羅できると思います。

事例がアメリカの事例なので、事例集として読みたい方は、アイデアの元として使われるといいでしょう。

図解入門業界研究 最新コンテンツ業界の動向とカラクリがよくわかる本

2013年発刊

図解の入門書として、わかりやすく解説があります。
誰でも読める本として、お手元に置いておくといいでしょう。

オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング

2013年発刊

マネージャークラスの方にはぜひ読んでおいていただきたい一冊。

おそらく、コンテンツマーケティングについて説明する機会というのが存在すると思いますが、この本は説明をする、という前提で読むと、非常に役立つと思います。

逆に、コンテンツマーケティングとは、ぐらいの知識でよければ、若干だけ価格が高いので、あとまわしでもいいかも。

最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本

2008年発刊

まだWEB2.0と言われていた時代の本。

現在からみると「最新」ではないのですが、それだけにチェックをお勧めします。
理由は、「変遷を知るため」。

コンテンツビジネスを理解するには、時系列で追いかけるのが早いと思います。

コンテンツビジネスのすべて―デジタル化で生まれた「商い」のしくみ

2000年発刊

なんと2000年の本。
中古しかありませんが、今読んでみると面白いですよね。

当時はこうだったか、と、興味本位で読んでもらうのがいいでしょう。
もちろん、そこから学べることもあると思います。

後回しでいいですが、個人的にはオススメしたい一冊。

まとめ

まずはこのあたりの本を押さえておけば、入門書レベルの知識は得られます。
上記の本を読まれる目的は、「コンテンツビジネスを知っておく」という場合が多いと思いますので、十分でしょう。

もちろん、実践するとなると、これらの本だけでは足りず、マーケティング、広告、PR、コミュニティ、その他も学ぶ必要がありますが。

何かと当たり前に話題に上ることのあるコンテンツビジネス。
ぜひ、この機会に押さえておいてください。

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