ひらめきは宇宙からもらう……人もいる
読書会ファシリテーターの友松です。
先日参加した異業種交流会で知り合った人とランチをしてきました。
交流会ではあまり話ができなかったのですが、私が彼女のお仕事内容に興味を持ったので、Facebookでその日のお礼をメッセージして、ランチに行くことになり、今日行ってきました。
30代前半くらいの方で、建築士として独立している方(以下:建築士さん)で、あと一人飛び入り参加で、ヨガの先生をしている女性(以下:ヨガさん)と3人でお互いの仕事の話から盛り上がってきました。
話はひらめきの話になり、ヨガさんはできるだけ心をクリアにする習慣をこころがけて、あと睡眠もできるだけ質の高い睡眠を取るようにしているとのこと。
そうすることでひらめきが降りてくると教えてくれました。
自分の内側から仕事のアイデアをはじめ、必要なことを呼び込んでいるという感じでした。
そのまま書くなら、宇宙とつながって宇宙からアイデアをもらう的な。
笑うなよ。
そういうこともあるんだよ。たぶん。
理屈で生きることをできるだけ排除していこうとしている人は、そういうことが起こるんだなぁと思いながら聞いてました。
「友松さんは、ひらめきを得るためにどうしていますか?」
と、聞かれたので、
基本的には、ヨガさんと同じで、ひらめきが上から降りてくるイメージです。
でも、それは、自分の今までの経験や知識、そして今まで読んできた本が、脳内で化学反応をおこして、ふとしたときに出てくる感じです。
と説明しました。
さすがだなあと思ったのは、たいていそんなことを言うと、偏った人は「それは違う!」と言い出すのですが、ヨガさんはまったくそんなことはなく、へぇ~と聞いてくれました。
ヨガさんのやっているようなこと……スピリチュアルなことはよくわからないのですが、できるだけ心の中にある余計なものを捨てていくことでも、アイデアが得られるものなのだなと今日知りました。
私の世界の普通なら、こころについては、神経言語プログラミングのNLPあたりで説明をつけようとするのですが、ヨガさんにはそういうものが無い。
けど、NLPに共通していることを言ったりする。
聞いていて、ふむふむと思う。
おもしろい。
アインシュタイン博士は、今の自分から新しいアイデアを出そうとすることは、異常な行いだとか言ってた名言がありました。
いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決することはできない
新しいことを考えようと思っても、今の自分からは今の自分の範囲から超えるようなアイデアは出ないということなのですが、言いたいことも分かるし、理屈もわかります。
私もムリだと思います。
それでも、新しいアイデアを出す方法は、読書をすることで可能になるのですが、そうやって新しいことを外部から取り入れていかないと、普通は本当に新しいアイデアなんて浮かばないはずなんですよね。
でもヨガさんは浮かぶという。
う~ん、どこか、からくりがありそうだけど、解明してみたいな、どれくらいのレベルのアイデアなのかな? 知りたい……。
と思いましたが、根掘り葉掘り追求するのは、質問じゃなくて詰問になっちゃうんで、やめました。
そういうゼロからアイデアを得られる方法や出来る人がいるんだなと納得しました。
ただ、ヨガさんの方法も、私の方法も時間はかかるなあと思いました。
宇宙からアイデアをもらうなんて、方法を教えてもらって訓練しないとムリじゃないですか。
私の方法だって、読み方を教えて、本を何冊か読まないとムリです。
とは言いながら、もしかしたら、
宇宙からひらめきをもらうよりも、本からひらめきをもらうようにする私の方法のほうが少し速いかもしれないです。
何冊くらいで、どれくらいの期間で、というのがだいたいわかってるので、相手にもできるようになるまでの目標として伝えてあげられる。
こころの訓練となると、個人差も激しそうだし、それぞれにいろんなクセが何個もあるだろうし、なかなか大変そうです。
「やってみない?」
と誘われたのですが、本を読むことで、ヨガさんがやっていることに近いことができているので、いいかなという感じでした。
でも、世の中には結果は同じでもやり方には、いろいろな方法があるんですよね。
それを再確認したランチ会でした。
ヨガさんや建築士さんもヨガさんに近い考え方のようで、今回のランチをご縁にたまに交流をしていきたいなと思いました。
むかしだったら、異なる考え方には異常に対抗したくなっていたのに、今は楽しく聞けるし場合によっては取り入れようとするしで、人間って変わるもんだなと感じました。
《おわり》
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