著者:友松はじめ
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読書はおじさんでも気軽に楽しめるVRゲームのようなものだと思う。

Virtual Reality ヴァーチャルリアリティ。

今、VRが気になります。

 

ヨドバシカメラ博多のゲームコーナーに行くと、

ソニーのPlayStation©VRが販売されていて、

ほしいな、体験したいなと思うのですが、

 

勝手に買って帰ると叱られるし私以外、

家族はデジタルにあまり興味が無いし。

 

子どもには、将来のためにVRを体験させた方がいい

なんてことを書いた本も読んだことがあって、

同意する部分も多いし・・・。VRほしいな。

 

でですね、

VRがおもしろいと感じるのは

『人間の脳は現実とイメージの区別がつかない』

からだと私は思っています。

 

たとえば、

目の前に何もないのに、想像するだけで身体が、

実際に物があるときのような反応を起こすのも、

脳が現実とイメージの区別がつかないという証拠の一つでしょう。

 

『うめぼし』

 

唐突ですが、反応したでしょ?

目の前に梅干しなんか無いのに。

 

話しを戻しますが、

VRゲームは、もうどれくらいの数が販売されているんでしょうか?

 

ざっとググってみると、PlayStation©VRだけでも20タイトルは販売されてますね。

もしかしたらもっと販売されているのかもしれませんが、おじさんにはよく分かりません。(汗)

 

ゲームはしなくても、YouTubeのゲーム実況なんかはよく見ますよ。

 

PlayStation©VR以外にもたくさんのVRゲームが出ていて、

パソコンの性能も上がっていて、ゲーミングPCなんて

売られていますからね。スペックを見ると驚きます。

 

そして、その世界観もYouTubeで見ているだけでもまるで現実世界に居るようです。

 

そんななかに、

現実には存在しないゾンビだとかモンスターだとかが居るわけですから、

VRで実際にプレイしている人はゲームの中で凄い体験をしているのだと思います。

 

 

つまり、脳は現実とイメージの区別がつかないわけで、

それを利用すれば、貴重な時間とお金を使って実際に体験しなくても

多くの事が経験でき、自分をバージョンアップしていくことが可能と言えるわけです。

 

もしかしたら、今後VRで経験を積むためのソフトが開発されるかもしれません。

ただ、今はそういうのが無いので・・・・・・(もしかして、もうあります?)

 

何が言いたいかというと、

本を読もうよ!ってことが言いたいわけです。

それが言いたいがためにここまで話しを引っぱってしまってごめんなさい。

 

でもですね、

読書は今後もすごく可能性があるものだと思うんですよ。

 

何度も言いますが、

脳は現実とイメージの区別がつかないので、

本を読んで頭の中でイメージしたことが現実のことなのか、

イメージしたものなのか分からずに記憶しています。

 

知り合いに、夢を現実と勘違いしてしまう人がいて、

夢で悲しいことがあると朝起きてしばらくは

その気持ちを引きずって大変なんだそうです。

 

夢の内容によっては、

夢で体験したことが前日の体験だと思い込むときもあるそうです。

毎回、時間が経つとかならず夢だったということには気づくそうなのですが、

振り回されて大変と言っていました。

 

これも、脳が現実とイメージの区別をつけることができない例です。

 

人間にあたえられた時間は、等しく24時間です。

これはだれも変わりません。

経験だけで自分を成長させようとしても、時間とお金に限界があります。

 

ですから、本を通じて疑似体験を自分の経験や知識にして

自分をバージョンアップするんです。

昔の偉人たちも本をたくさん読んでいました。

 

本を読むことで、今まで知らなかったことを学べます。

読めば読むほどです。

 

本を読むことは、著者の経験を疑似体験しているわけです。

実際に経験しているときに働いている脳の部位と

本を読んでいるときに働いている脳の部位は同じだと言われています。

 

ですから、

「読書に意味はあるの?スマホでいいじゃん」

と言われることもありますが、

 

もちろん読書は勉強になるからっていうこともありますが、

読むごとに、読む人を成長させてくれるのが読書なんですね。

 

今すぐに仕事や生活に役立つ情報を知りたいならビジネス書や実用書。
自分ではできないような体験をしたい、心を豊かにしていきたいと思うときは小説を読む。

今の自分の目的に合わせて読書を楽しんだらいいと思います。

 

私のようなおじさんは、今の変化に驚くばかりですが、

本であればパソコンやPlayStation©VRとちがって

昔からあるものですから気軽にはじめられますしね。

 

移動時間や寝る前、休日に時間が許す限り、

ドップリと本の世界に没入することができます。

 

もちろん、VRだって体験してみたいですよ。

でもそれに夢中になるよりは、

その時間を使って本をもっと読みたいかなと思ったりします。

 

まぁ、そういう感覚がおじさんなのかもしれませんが。(汗)

変化が激しい世の中でついて行けなくて不安に思うことも多々あるかもしれない。

ですが、世の中にあるものを全部体験する必要は無いわけです。

 

本を通じて知れること、体験できること、助かることは経験から言っても本当に多いです。

読書はおじさんでも気軽に楽しめるVRゲームのようなものだと思います。(言いすぎ?)

 

つまり読書は昔から行われてきた行為ですけど、

今でも人を成長させる最先端の行為でもあると思うのですが、

どうで思われますか?

 

少しでも本を読む人が増えてくれたらなと思う今日この頃です。

 

《おわり》

 

 

 

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