著者:友松はじめ
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相談中

読書会ファシリテーターの友松です。

アイドルのラジオを聞いていると、
リスナーからの恋愛相談とかに答えたりしてるじゃないですか、アイドルが。
それから、日常でも友だちをはじめ、周りの人に相談をするじゃないですか?

でもですね、
相談したばかりに、噂がひろがってひどい目にあったとか
相談したばかりに、なぜか説教されてしまったとか
相談したばかりに、興味の無いことまでやる羽目になったとか

あとは、相談したけど、思うようなアドバイスがもらえなかったとか、そんな経験はだれでもあると思います。
相談する方法は人それぞれですが、相談した後に決める、責任をとるのは自分なんですよね。
そう考えると、すぐ人に相談する人は、見ていてどこか軽いような気がします。

 

■なぜ人にしか相談しないのか?

そんな人は、なぜ周りの人に相談するんでしょうね?
そうやって今までに、いい答えが見つかったことは何度あったんでしょうか。
私は、相談したばっかりに痛い目にあったことが多いです。(汗)

それに、相談しても、

『やめた方がいいよ』
『絶対失敗するよ』
『おまえ、甘いよ』
『世の中、なめてない?』

などなど、まるでどこかにテンプレがあるのか?と思うくらい否定されませんか?

 

また、一方で、
『人には聞かない、ネットで調べてる』

という人もいると思いますが、ネットも本当にそれを信じて良いのか疑わしい場合も多いです。

もしかしたら、本当に相談しようという気は無くて、
ただ、話しを聞いて欲しかったり、
いいねそれ。って言って欲しいだけだったり、
すごいことを考えている人のように見て欲しかったりするのかもしれません。

 

■相談相手を本にしてみては?

すぐ人に相談する人は、人に相談してもいいけど、相談相手を本にしてみてもいいんじゃない?
と思うのです。

大きな書店に行ってみて、自分の欲しい答えがありそうなコーナーに行って探してみるとか
近くに大きな書店が無いなら、アマゾンとか楽天ブックスとか検索してみるとか。

ネットで検索する場合、中身が読めないから、
よさそうな本が見つかったら、レビューを読んでみたり、
題名を検索して書評記事を読んでみたりして、解決してくれそうな本を探してみるとか。

たとえば、私の場合、
社会人になってからのコミュニケーションに苦手意識があって、
(社会人1年目に社内イジメにあった経験あり。汗)
ずっとトラウマを抱えていました。

人付き合いで悩んでいるなんて、はずかしくて人に相談もできなくて、
だましだまし20代を過ごしました。

しかし、30代に入ってちゃんと克服したくなり、
コミュニケーションに関する本を10冊以上読むことで克服・・・というより、
コミュニケーションすることが楽しく感じるところまで自分を持っていくことができました。

最初に読んだのが、
『人望とはスキルである』という本だったのですが
題名にも内容にも衝撃を受けたのを今でも覚えています。

本に書かれていることを、ひとつひとつ試してみると、
本に書いている通りに人が反応するのがおもしろくて、
コミュニケーションスキルがどんどん上達していきました。

今だと、ペーシングとかミラーリングとかは有名になってしまったので、
じょうずにやらないとバレてしまいますが、
当時は下手くそでもバレずにうまくできたのが懐かしく思い出されます。(汗)

今では、人前で普通に講師もしてますからね。
昔の私が今の私をみたら驚くと思いますよ。

あくまで私の主観ですが、
周りの人からのアドバイスの内容がレベル1だとすると、
本からのアドバイスはレベル1000位あるんじゃ無いかと思いますよ。ほんとに。

 

■まとめ

すぐ人に聞く、相談する、という人は一度、相談相手を本にしてみませんか?
本当に悩んでいるのなら、カラッカラのスポンジが水をどんどん吸収するように
あなたの悩みを解決して、スキルアップしてくれるはずです。

また、解決したいほどの、克服したいほどの悩みがある方が、
本を読む価値を感じることができると思います。
そして、本の力を実感できたら、そのまま読書習慣をつけていって欲しいなと思います。

 

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