著者:友松はじめ
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本を速く読む方法

今日は、本の読み方について書いてみたいと思います。
 
今回のコラムを読むとこんなメリットがあります。
 
①本が速く読める
②人に説明ができる
③積読が解消できる
 
以上の3点です。
今よりも本を読むことは速くなりますがひとつだけ注意点があります。
この読み方は時系列物の本、小説には適しません。
今からお話しする内容を読めば分かります。^^;

読書にたいしての私の考え

読書に関して私の考えは、全部読んでも全部覚えられるわけがないのだから、今、本当に必要な情報だけを探して読んで使えるようになればいい。ということです。
 
改めてここで言わなくても、1日に読書に使える時間は限られていますから、本も生活のリズムに合わせて読み方を変えるといいと思うのです。
 
と言っても、読書に関しては、小さな頃からすり込まれてきた、いろんな思い込みがあるのでそれをいったん脇に置く必要があります。
その辺のお話しはまた別の機会にお話ししたいと思います。
 
例えば、
本は最初から最後まで丁寧に読まなければならない。
本は1ページ目から順番に読まなければならない。
というようなことは、このコラムを読むときは考えないようにしてくださいね。
 
 

読み方の手順

今回このコラムでお話しする本の読み方の手順ですが、
 
1.まえがき、あとがき、著者プロフィールを読む
2.目次を読む
3.本を読む目的を決める
4.本を読む
5.アウトプットする

 
以上が簡単ですが本の読み方です。
では、ひとつひとつ説明していきますね。
 
1.まえがき、あとがき、著者プロフィールを読む
本の内容を読む前に、まえがきとあとがき、そして著者プロフィールを読みます。
まえがきは、読者に本文を読んでもらうために著者が本文よりも力を入れて書いているのがまえがきと言われています。

そして、あとがきです。あとがきをなぜ最初に読むのか?なんて思うかもしれませんが、あとがきは、本文のまとめを書いている場合が多く、あとがきを読めば、本文の内容がつかめる場合が多いのです。だから先にあとがきを読みます。

そして著者プロフィールを読みます。
本を読むときに、どんな人が書いているのか気になりませんか?
どんな著者が本を書いているのかを把握することで、より本文を興味を持って読むことができます。本を読むときに、著者プロフィールを読まずに本文を読む人が意外に多いのですが、必ず著者プロフィールを読んでください。

2.目次を読む
目次は本の設計図だと考えています。目次を読むことで本文にどんなことが書かれているのかが分かります。目次も見ないで本文を読むのが当たり前になっている人が多いので、もし目次を飛ばして本を読んでいる人は、本文を読む前にぜひ目次に目を通してみてください。

3.本を読む目的を決める
どうして目の前の本を読んでいるのですか?なんとなくですか?
もしなんとなくだと、本の内容が頭に入ってこないと思います。もちろん読み終わった直後には、内容を覚えていると思いますが、時間とともに内容を忘れていきます。
しばらくたったら「この本、おもしろかった」くらいの感想になるのではないでしょうか。
本を読むときには、その本をなぜ読むのか?何のために読むのか?
そこを明らかにして読む方が、本の内容が頭に入るし、読むのも速くなります。
もし、本を読む目的を決めていないで読書をしている人は、ぜひ目的を設定して本を読んでください。

私は、本を読む前に必ず本を読む目的を決めてから読んでいますが、目的を考えるのが難しいと感じている人は、①と②を済ませた後だと、本の内容を予想できる情報が手に入っている状態ですから、目的を決めやすいと思います。

4.本を読む
いよいよ本を読みます。
ここでの読み方は、最初から最後まで読む読み方ではなく、③で決めた目的を探すように読みます。
簡単に書いていますが、目的を設定していると、今読んでいるところが目的の情報なのか、そうでないのかが分かるため、次々と読み進めていくことができます。
これで今までよりも速く読むことができるようになります。

5.アウトプットする
最後にアウトプットです。
これは、読んだ本の感想を人に話すのもいいですし、SNSを使って記事を書いてみるのもいいです。
それから、読書メモを書くのもいいですね。
このように、読みっぱなしにしないことが、せっかく読んだ本の内容を忘れないで記憶に定着させる良い方法になります。

貴重な時間を使って本を読むのですから、ぜひアウトプットをやってみてください。

まとめ

簡単ですが、今よりも速く本が読める方法をご紹介しました。
みなさん、毎日忙しいと思います。
今回紹介した本の読み方を使っていただいて、毎日の限りある時間を有効に使っていただけたらと思います。

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