著者:友松はじめ
Pocket
LINEで送る

疲労

過去に何度か、メルマガやブログ記事で書いたことがある
『疲労』について、また書こうと思います。

最初に疲労について興味をもったのは、昨年読んだ新書、
すべての疲労は脳が原因 / 梶本 修身(著)
でした。

ここでわかったのは、
疲れは、体が疲れているのでは無い。
ということでした。

DMN(デフォルトモードネットワーク)といって、何もしていない時でも、脳は自動車のアイドリングのように働き続けていて、活性酸素がたまり、疲労が蓄積される。

睡眠によって、1日溜まった活性酸素を中和して、翌朝を迎える。

という生活サイクルを繰り返しているとのことなのですが、この活性酸素を除去しきれないと、脳に疲労が残り、脳を休めるために、体が疲れているかのような錯覚を起こさせるそうです。

これが、最新の疲労のからくりなのだそうです。

たとえば、
日中は、できるだけ体内の活性酸素を増やさない努力をする必要がある。
たとえば、裸眼で外で外出したときは、目から紫外線が体内に入り込み、活性酸を増やすことがわかっています。

ですから、紫外線をカットする、メガネやサングラスをする必要があるわけです。
私もこの本を読んでから、紫外線カットのメガネは必ずかけて外出するようにしています。

これだけでも、疲労がかなり軽減されます。
どこで実感するかというと、朝の寝起きの体の状態とか、休日の過ごし方でわかります。(ダラダラしないとか。)

■疲れる、疲れやすいは、人生のマイナス

疲れる、疲れやすいは、人生のマイナスだと思うんです。
特に経営者の方は、とても忙しい。
分刻みのスケジュールの方もいる。

でも、疲れていたら、1時間でできることが、数時間になってしまうこともあるでしょう。
だから、疲労って時間のロス、人生のマイナスだと思うんです。
できるだけ疲労をためないことは大事。

すべての疲労は脳が原因 / 梶本 修身(著)

を読めば、日常の習慣として、疲労をためない対策が立てられます。

こういった情報も、日頃から本を読む習慣があるから手に入るものです。
テレビだと、番組が特集をしていたり、そして偶然その番組に気づかなければ、知ることができません。

ネットでも手に入るでしょうけれど、エビデンスがあるかどうかが疑わしいわけです。

■一つのテーマに興味をもつと・・・

すべての疲労は脳が原因 / 梶本 修身(著)を読んで、疲労への興味が出てきた私は、今度は書店に行って、こんな本を購入しました。

世界のエリートがやっている 最高の休息法 / 久賀谷 亮 (著)

マインドフルネスという『瞑想法』です。
瞑想ということで、胡散臭さを感じたのは事実です。
ただ、疲労の原因は脳であることはすでに分かっていたし、疲労解消という同じテーマで違う手法が書いてある本なので、読んでみることにしました。

日頃から多読を習慣にしていると、こういったときに、偏った視点になりにくいんです。一度感激したものに傾倒しないというか。

だから、あなたにも、多読の習慣をつけて欲しいと思います。

そして、読んでいくと、
DMN(デフォルトモードネットワーク)をできるだけ使わない。
あとは、マルチタスク(平行していろいろやること)に、本来人間の脳は対応していない。無理にやっていると脳が非常に疲れる。場合によっては損傷する。とのことでした。

脳が損傷するというのは、NHKのためしてガッテンで、扁桃体と海馬が細く痩せ細っていくということを知りました。
おそらく、脳の損傷とはそれだと思います。

それは、それとして、瞑想で脳を休めて、集中力を持続させて、疲労をためない、仕事の効率を上げるというのが、じわじわと流行しているわけです。
グーグルやヤフーでも取り入れられていて、その名前も瞑想ではなく、

マインドフルネス

と言います。
私は、マインドフルネスを、世界のエリートがやっている 最高の休息法 / 久賀谷 亮 (著)で知りましたが、検索してみると、違う方の著書で数年前からあるものなんですね。

今頃知って、少し悔しかったです。(笑)

その後、いくつかマインドフルネスに関する本を読んでみましたが、生活に取り入れないデメリットが大きいという印象を持ちました。

■まとめ

つらつらと書きましたが、今お話しした内容は、本を読まなかったら一生手に入らなかったものばかりです。

また、テーマは同じですが、異なる視点で書かれた本を読むことによって、一冊よりも広く深い内容を知ること、試してみることが可能になります。

疲労をためないこと
集中力をもって効率よく仕事をすること

これは、いくつになっても大切なことですし、みんなが出来るようになったほうがいい内容です。

これも、読書習慣、多読の習慣があってこそ。
ぜひ、あなたにも読書の習慣をつけて欲しいと思います。

とは言え、
スマホが登場して以来、暇な時間はすべてスマホに奪われてしまっていますし、仕事も忙しい。
現代人は時間を作るのが難しいので、こういう時こそ、1冊30分で読める読書法が必須スキルになってくるのだと思います。

このコンテンツはビジネス勉強会会員限定コンテンツです。会員様はログインしてください。まだ会員に参加されていない方は、以下の「ビジスタ会員登録はこちら」というリンクよりお申し込みをご検討ください。

ビジスタ会員ログイン
 ログイン状態を保持する  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加