著者:岸本健太郎
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年収が高い人ほど、本を選ぶ時の基準が「著者」である、というのはご存知でしょうか?

これは、2012年のプレジデントの調査結果。
もちろん、アンケートなので、ゆらぎはありますが、おおむねその傾向はあるかもしれません。

というのも、年収と読書量は比例する、という日経の調査結果。
こことリンクするからです。

では、なぜ年収が高い人はより著者で本を選ぶ傾向があるのでしょうか。

読書量が違いを生みだす

なぜ年収の高い人は著者で選ぶのか。

それは、「読書習慣があり、読書量もすでに一定以上ある」からだと思います。

つまり、もう何冊も読んでいるため、ある程度著者の選別ができているわけですね。

「お、○○さんの新刊出たのか、読んでみよう」

こんなことは、読書習慣がなければあまり発生しないでしょう。

マンガなら、「お、鳥山明の新作か、どんな感じだろう」と言う感じ。
こちらならイメージしやすいですよね。
これがビジネス書でも起こるというわけです。

著者で選ぶことはいいことか

では、著者で選ぶことが果たしていいことなのか。

これは、「どちらともいえない」というのが本音です。

なぜかというと、ある程度自分の読書の本棚というか、読んできた本が蓄積されてくると、著者で選ぶことはいいと思います。

しかし、まだ読書習慣ができていない人が著者で選ぶと、自分と相性の良い著者さんとの出会いをなくしてしまう可能性があるからです。

ただ、特に著者で選んだ方がいい!というカテゴリのビジネス書もあります。
それは、マクロ経済や経営関連など。専門書全般もそうですね。

逆に、入門書などは、手に取ってみてわかりやすい、楽しそう、というような観点でいいでしょう。

まとめ

本の選び方に、いいも悪いもありません。

読書習慣ができている人は自由に。

まだ読書習慣がイマイチな人は、楽しそう、わかりやすい、など。
マンガなどもいいですね。

年収が高い人は「今高い人」です。
昔から高い人ではなく、「今」高い人に調査してるわけですから、まだ年収がそこまで高くない人は、着実にステップを踏んでいきましょう!

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