著者:岸本健太郎
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小説など、文学系の本を読まれることはあるでしょうか?

ビジネス書はもちろんゴールを決めて読みますが、小説など、趣味や娯楽として読む読み物は、特にゴールを決める必要がありません。

では、小説は読まなくてもいいのか?というと、意外とそうでもありません。

今回は、小説の「ビジネス的」効果効能を考えてみたいと思います。

※なお、前提としては、「ビジネス書をメインで読んでいる場合」です。

効果1:表現力

感情表現辞典のようなもの便利ですが、普段から感情表現を豊かにすることができるのが文学作品のメリットです。

特にコミュニケーションやプレゼン、セミナーなどで効果的。

ちょっとした表現を付け加えるだけで、ぐっと素敵な表現になりますし、相手の理解にもつながります。
加えて、魅力的な人に見られやすくもなります。

効果2:イメージ力

ビジネス書ももちろんですが、小説はその情景をより頭の中でイメージしながら読みます。

天気、景色、人の会話、心の動き・・・

様々なものを深くイメージしながら読みます。

脳は本の内容を疑似体験することがわかっていますが、この部分がいわゆる「感性の豊かな」人を育てる要因の一つだと思います。

効果3:アイデア力

こちらも見逃せません。

新しいアイデアとは既存のアイデア同士の新しい組み合わせですが、この組み合わせを発見する潤滑油のような役割をしてくれるのが小説。

具体的に脳の動きがどうだから、という根拠があるわけではないのですが、ビジネス書を何冊か読む間に1冊小説を挟んでみると、不思議とアイデア発想のスムーズさが増すのです。

これは、例えば作家さんがストーリーを考える時に、参考文献の中に全然関係ない小説を混ぜたりすることからも、効果を感じられる人がいるのは間違いありません。

まとめ

このような効果が期待できるのが小説です。
他にも、社交性がアップする、と言われたりもしますね。

ビジネス書も読んでいる、という前提のもとですが、気分転換に小説を交えてみることをオススメします。
特に歴史小説なんかはオススメです。

ぜひ、本棚に、数冊忍ばせてみてください。
意外と効果があって驚くと思いますよ!

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