ビジネスマンの重要スキル!ビジネス・フレームワークを学べる本6冊
ビジネスで、考えるためのツールとして広く利用されているのが「フレームワーク」。
基本的には、ロジカルシンキングやアイデア発想などをまとめたものです。
MBAで学ぶ、というイメージが強いかもしれませんね。
あるいは、コンサルタントの必須知識、というイメージかもしれません。
フレームワークのメリットは、何よりパターン化です。
数字や状況、目標など、様々なものを、それに適したフレームワークに当てはめることで、大幅に分析や思考の時間を短縮することができます。
また、フレームワークを使用することで、参加者全員が共通言語を持つことにもなり、コミュニケーションが円滑になります。
もちろん、すべてのことをフレームワークで解決できるわけではありませんが、かなり幅広く使えるので、覚えておいて損はないでしょう。
特に、「なぜこのフレームワークを使うのか」という、フレームワークの目的を抑えておくと非常に有効です。
そこで今回は、まずシンプルにビジネスフレームワークを学べる本をまとめてご紹介したいと思います。
ビジネス・フレームワーク
文庫本サイズで、持ち歩きにも適した一冊。
あまり詳しい内容は解説されていませんが、フレームワークをまずさらりとインプットするのに適しています。
200種類を網羅。
知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100
こちらも100個のフレームワークを見開きで紹介する本。
辞書的な使い方ですね。
事例や注意点などはほとんどないので、それは他の本で補完することになります。
フレームワーク使いこなしブック
かなりイラストが多く、
・こんなところで使う
・使用上の注意
・基本的な使い方
・応用的な使い方
なども書かれています。
著者の吉澤準特さんは、「外資系コンサルが実践する 資料作成の基本」も人気となりましたが、外資系のコンサルファームに勤務されていて、現役バリバリ。
入門書としては個人的にイチオシの一冊です。
ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク
グロービス経営大学院と、荒木博行 グロービス経営大学院教授が書いた、非常にわかりやすく、多くの人にオススメできる良書。
グロービスはMBAでおなじみですので、さすが、という印象です。
入門書としてはもちろん、一通りのフレームワークを学んだ方でも読む価値があります。
注意すべきポイント等も書かれており、グロービスで教えているフィードバックもあるんでしょうね。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
イラストが多く、まるで絵本みたいな一冊。
雰囲気からして「やさしい」ですね。
中高生にもわかるように、と書いてありますが、確かに興味があれば中高生でも十分理解できるように書かれています。
入門書の入門書、しかし、身近な例が使われているので、納得しながら読み進められます。
ビジネス書が苦手、という人にもおすすめですね。
フレームワークを使いこなすための50問
他の本とは違い、なぜフレームワークが機能しないのか、という観点から、問題集形式で書かれている本です。
読者側が実践することを考えて組み立てられており、辞書的な使い方をする本とはまた違った読み方になるでしょう。
何度か読んで、問題集の答え合わせをして、ということを繰り返して理解していけるといいでしょう。
また、その方が、しっかり「知識として定着」するはずです。
私としては、辞書的な本と併用してもらうことをお勧めしたいですね。
まとめ
フレームワークは、使えるようになってくると、非常に便利です。
多くの課題に対して、非常に効率的に考えることができるようになるでしょう。
特におすすめなのは、複数人で学ぶこと。
私ならば当然読書会で「フレームワーク」をテーマにして、みんなで学びますが、それでなくとも、複数人で学ぶ方が、圧倒的に効率が良く、また身に付きます。
そしてもう一つ、フレームワークに当てはめて問題を考える練習を重ねてください。
そうでなければ、「ふーん、まあそういう考え方あるんだね」で終わってしまうと思います。
時間を節約してパフォーマンスをアップさせたい方は、ぜひこの「ビジネスフレームワーク」を体験してみてください。
使うか使わないかは置いといて、非常に刺激になると思いますよ!