著者:友松はじめ
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脳疲労が消える 最高の休息法

今回は、以前にも読んだ、最高の休息法のCDブックです。
以前販売されていた最高の休息法はかなり売れていて、読んでみて、
デフォルトモードネットワークの使用を極力抑えて脳を休息させられる、
また、休息させないと一日の仕事の効率が落ちる。
 
将来的には、ウツや認知症等のリスクが回避させる、
脳を若く保てる、数日で効果を実感できるなどなど、やらない理由が無い素晴らしい内容でした。
 
実際やってみての感想は、
あまりにも簡単なので、これでいいのかな?
正しくやれているのかな?
という疑問。
 
そこで、もしよかったら、
誘導してくれるようなCD欲しいなと思っていたところ、
CD付の本が販売されたわけです。
 
 

この本のメリット

この本のメリットは、説明する必要も無いですが、CDを聞けば十分だということ。
スマホに居れれば、場所を選ばずすぐにできます。
 
ただし、
CDを聞くだけだと、その内容に、本来私たちが享受するであろうたくさんのメリットがまったく伝わりません。
伝わらないから、このメソッドのすばらしさを感じながらCDで実践することができませんから、一応一通り本を読みましょう。
 
 
読み方としては、プロローグは必須です。
このプロローグで、疲れの原因が脳にあることや、脳の疲れはなぜ発生するのかという理由、
そして脳の疲労を取る、マインドフルネスの効果について、今すぐCDを聞いて実践したくなる内容が書かれています。
 
このプロローグを読むだけで、続けるモチベーションをもらえます。
そして、各7つのメソッドの効果をサッと読んで理解したら、もうCDを聞いて実践してもいいと思います。
 
 

雑念が脳を疲労させる

脳は、体のすべてを管理運営しているわけです。
だから、ぼ~っとしているつもりでも、脳は休んでいません。
そして、一生懸命に脳が働いている時に、私たちもいろんなこと考えて仕事をしていたりするわけです。
だから、少しでも、脳を休ませることをすると、脳が休まり、一日の仕事の効率が落ちにくくなるわけです。
 
その時、もっとも脳を疲れさせるのが、雑念だそうです。
何もしていなくても、仕事をしていても、過去のことや未来の事、悩み事など、いろいろと考えていると思いますが、それが脳を疲れさせているそうです。
 
マインドフルネス呼吸法というのが本書のメソッドになりますが、この雑念を浮かばせなくする方法を学び実践できるようになることが本書の目的です。
さっそく私も実践していますが、スッキリしているように感じます。
 
 
本書のメソッドを使うことで、最終的には、雑念が浮かびにくく、ストレス等に強い脳を作ることができるようです。
やってみて分かりましたが、座って静かに瞑想するよりも、確実に雑念を消せるようになります。
 
このメソッドを、鎌倉時代の道元禅師(曹洞宗の開祖)に教えたらどうなるんだろう?とできない事に妄想を広げてワクワクしてみたりしましたが、時間のムダですね。
 
 

今ここに集中

このメソッドは、今ここに集中することが大事だと書かれています。
脳を休めることは、じっとしていればいいわけではなく、歩いていても、食事中でも、車の運転中でも行うことが可能です。
 
 
詳しくは本書を読んでいただくとして、人って今を生きているようですけど、
実際は、手を動かしながらも、過去のことや未来のことについて考えを巡らせていて、
今ここに集中できていない。
 
 
人間には自動操縦機能が備わっているので、あまり考えなくても身体が動いてくれる。
例えば、食事や通勤通学、トイレ、洗濯、などなど
そういう慣れた作業中に、雑念が湧きやすい。
 
もしかしたら、
作業して疲れたのではなく、雑念で脳を使いすぎたために疲れを感じているだけかもしれません。
 
 
 

まとめ

ここ最近、脳の疲労や、1日の仕事の効率について考えています。
脳が効率よく仕事ができる時間は限られています。
 
徹夜するより、脳が元気な時間帯に仕事を集中させた方がいいことも分かってきています。
如何に、限られた、1日の脳のエネルギーを効率よく使うか?どんな仕事を先に行った方が良いのか?
そして、疲れた脳を一度リセットして、効率よく仕事ができる時間帯を確保するか?
 
そろそろ、根性論じゃない、新しい頭の使い方が世に出てきはじめています。
ぜひ、本を読んで、この新しいメソッドを知り、実践して身につけてみてください。
時間の使い方が変わるかもしれませんよ。

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