著者:岸本健太郎
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audio

電車の中で、本を読む人が減り、スマホをいじる人しかほとんど見かけませんが、耳にイヤホンをしている人は、相変わらず非常にたくさんいます。

そのイヤホンから聞こえているのは、おそらく音楽でしょう。
ラジオを聞いている、という方はかなりの少数派でしょうし、ましてオーディオ学習をしている、という人は、極めて稀だと思います。

「耳から聞く」というのは、聴覚の刺激です。
学習効果を上げるためには、一般的に考えて刺激の数は多い方がいいでしょう。

そう考えると、この「イヤホンを付けている時間」を、オーディオブックを聞いたり、オーディオ学習をする時間に充てないのは、非常にもったいない、と思います。

富裕層と非富裕層のオーディオ学習に関する違い

「Business Management Degree」では、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏のような大富豪を含む富裕層と年収3万ドル(約300万円前後)以下の層について、下記のように発表しています。

・88%が1日30分以上ビジネス書などを読む(「年収300万以下層」は2%)
・86%が読書家である(「年収300万以下層」は26%)
・63%が移動時間にオーディオブックを聴いている(「年収300万以下層」は5%)

読書は当然として、オーディオブックを聴いている割合にも、顕著な差が出ています。

海外と日本の環境の違いはあれど、日本だけに絞っても、顕著な差が現れるでしょう。

時間が限られているはずのエリートたちの方が、圧倒的に学習に時間を割いている背景には、このオーディオ学習もあると思われます。

完全に片手間で聞ける最高の学習法

オーディオ学習は、両手を使う必要はなく、ただ聞くだけです。
スピー●ラーニン●ではありませんが、聞き流すだけ。

「それで効果あるの?」と考える方もいるかもしれませんが、あります。

音声を聞く目的をしっかり設定して、繰り返し聞いていれば、いつの間にか腑に落ちる瞬間が訪れるはずです。

また、どこで何を言ってるか、何を伝えたいのか、なども、繰り返しているうちに自然とインストールされていくため、楽。

繰り返しが楽なことで、習慣化しやすく、記憶にも残りやすい。

正直、今のところデメリットはないと言っていいと思ってます。
音声大きくしすぎて音漏れして、周りに変な人だと思われるぐらいでしょうか。

スマホやオーディオプレーヤーに入れるだけでもはや5%入り?

オーディオブックは、音楽を聞けるプレーヤーに転送するだけです。
音楽と同じですから。

しかし、実際にオーディオプレーヤーに、学習用の音声を入れている人は、私の勝手な感覚ですと、5%もいないと思います。

つまり、転送するだけで5%。

そこから、実際に繰り返し聞いている、という人はさらに少なくなるでしょうから、聞いている人は2%ぐらいでしょうか。

電車だと、電車1つに対して1~2人ぐらいだと勝手に想像しています。
15両に二人!こう考えるとレアですね。

音楽を聴くことを否定はしません。
私も好きです。

しかし、音楽一辺倒ではなく、せっかくの貴重な時間を、学習にも傾けてみてはいかがでしょうか?

読書は続かなくてもオーディオなら。

さらに付け加えると、読書習慣はなかなか身につかない方でも、オーディオ習慣は、より簡単に身に付けることができます。

コツは、必ず持ち歩くプレーヤーに入れておくこと。これだけです。
あとは、外出の瞬間に再生。

ただし、自転車に乗る方は、両耳で聞くのは絶対やめましょう。
歩く方も、両耳で聞くのはやめてください。
よく見かけますが、本当に危ないです。ご本人は自覚がないようですが、ヒヤリとすることがよくあります。

まとめ

オーディオ学習は、今すぐ始められて、効果も折り紙付きです。

しかし、日本だからなのか、まだサービスが少ないからなのか、普及は全然です。

その分、周りとの差が開きやすいとも言えますね。

ぜひ、ずぼらな方も、目標を設定してのオーディオ学習を始めてみてください。
きっと、記憶の残りやすさにびっくりされると思いますよ!

あ、ちなみに、私はいまだにipodクラシック(80GB入るやつ)を使ってます。

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