著者:岸本健太郎
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アライアンス?
コモディティ?
サマリー?

世の中には、色んな「ビジネス用語」があります。

ビジネス用語って、知ってそうで知らないもの。
しかし、違う会社だと普通に使われていたり、新社会人の人にとっては何をしゃべってるかわからない、なんてことも。

そんなビジネス用語がいいのかどうかは置いておいて、やはり現実的に社会でのコミュニケーションの中で使われているわけですから、覚えていた方がいいでしょう。

そこで今回は、ビジネス用語を学ぶのに適した本をご紹介したいと思います。

超訳「カタカナ語」事典

造事務所 (著)

カタカナ語、いわゆる横文字系の用語について解説された本。
表紙からわかるとおり、見やすい本です。

ビジネス用語を学ぶ際は、まずこちらをオススメしたいですね。

マーケティング用語辞典

和田 充夫 (編集), 日本マーケティング協会 (編集)

マーケティングに絞った辞典です。
見やすく、英語訳もついています。

マーケティング用語は非常に使われる機会が多く、「マーケティング」自体がビジネス用語ですよね。
覚えておいて損はなし!

経済学用語辞典―経済学入門シリーズ

佐和 隆光 (編集)

こちらは同じ日経文庫シリーズの経済学の本。
普通に読書できる内容になっていて、通勤時間などの隙間時間に読むには最適でしょう。

併せて、経済学のマンガビジネス書などを並行して読むと、より理解が深まると思います。

ビジネス版 悪魔の辞典

山田 英夫 (著)

これを勧めずして何を勧めるか、という、ギャグ要素ありのビジネス用語辞典。
冗談半分で読んでください。

これをもっとも読んでもらいたいのは、既に社会人として何年・何十年も働いている方。
納得せずにはいられない解説が大量に出てきます。

新社会人の人たちには、こういう会社に入ってほしくないもんだ。

まあとにかく、読み物としても面白いですし、中古で安く買えるので、1ビジネスマンに1冊、オススメしたい本です。

モテるビジネス用語

小石ヤマ (著)

これを読んだとてモテるか、というと、まああれですが、「恋愛・エロ」に例えた内容で解説されているので、楽しく覚えるには適しているでしょう。

特に若い方、社会人歴が浅い方にお勧めです。

ビジネス用語の常識・非常識

水野 俊哉 (著)

「法則のトリセツ」で有名な水野俊哉さんの新書。
ちょっと用語辞典とは違った感覚で読む本です。

というのも、ビジネス書で使われた用語について書かれた本。
また、ビジネス書から抽出しているため、ビジネス書に対しての意見が多くなっています。

辛口な意見など、少し相性があるかもしれませんが、相性の合う人にとっては用語を学ぶのにいいと思います。

まとめ

ビジネス用語は、スピードをアップさせるためにあるものだと思います。

「アイデアをみんなで出し合う会議をしよう!」というより、「ブレストしよう!」の方が早いですよね。
「スケジュールを再調整しといて!」より、「リスケしといて!」の方が早い。

つまり、ビジネスの現場で、「お互いに」スピーディなやりとりをし、仕事の速度と効率を上げるためには、一定のビジネス用語はやはり身に付けていた方がいいと思います。

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