著者:岸本健太郎
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1funkan

1分間マネージャーという名著をご存知でしょうか?

1982年にアメリカがで出版された本。
私の生まれ年です。

非常に薄い本で、物語仕立ての内容。
マネジメントという、非常に複雑な課題を扱っているにもかかわらず、ある意味奇特な1冊です。

本棚に入っている方も多いと思います。

この本。マネジメントに興味がある方や、お悩みの方には、最適の1冊。
もう初版から30年以上も経っているにも関わらず、です。


この1分間マネージャー、学者や研究者からは酷評されたといいます。

確かに、マネジメントを語るのに薄すぎる本の厚さ。
ストーリーになっていていかにも軽そうな雰囲気。

こういったところは、日々学問として、仕事として、マネジメントを研究している人たちには受け入れがたいのかもしれません。

しかし。

私は、この1冊の功績がどれだけ偉大か、ブログでなく居酒屋であれば何時間もアツく語ってしまいそうなほどに強く感じています。

それは、ズバリ、

「マネジメントの最強の入門書」

であることです。

この本が書かれるまで、一般人の間にはマネジメントのわかりやすい入門書というのはあまり存在していなかったよう。
また、社会的な背景としても、まだまだ「マネージャーとは厳格であるべき」のような、ある意味旧態依然としたマネジメントが行われていたこともあります。
(まだまだ、こんな職場はあると思いますが。。。)

こんな状況に1石を投じ、なにより、世の中の現場のマネージャーたちに、マネジメントの概念をわかりやすく伝えた功績。

これは、今はどこかしこで言われる「イノベーション」の一つだったと思います。

1分間というわかりやすいフレームで、

  • 目標設定
  • 褒め方
  • 叱り方

など、現場ですぐ使えるマネジメントの具体的な方法を伝えた。
これがいかに素晴らしいことか!

3つの大きなポイント

最も効果的だと感じるのは、前述の3つのポイントです。

・目標設定
・褒め方
・叱り方

ですね。

マネジメント的には当たり前ですが、専門書には、ややこしく書いてあるはず。
それを、1分間でできる形で書いています。

これはわかりやすい。
これだけでも、あなたの現場での悩み、解決しそうな気がしませんか?

入門書はいつでも必要

確かに、ドラッカーのマネジメントは、ビジネスマン必読書だと思います。

しかし、いきなり読み始めたとして、どれだけの人がどれぐらい理解できるかと考えると、読み終える前にギブアップしてしまっても仕方ないと思います。

その点、この1分間マネージャーは、マネジメントの入門書として最高です。

ここからマネジメントに興味を持ち、専門書に進んでいったマネージャーは、何百万人といるはず。

そういった、世の中に一石を投じる名著が、1分間マネージャーです。

マネジメントって?という方や、マネジメントで困ってるんだよね・・・という方は、ぜひ一度、手に取ってみてください。

面白くて、すぐ読んでしまうと思いますよ!

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