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岸本健太郎

学生時代にまだ黎明期だったモバイルビジネスに出会い、IT業界に参入。
ネット広告の収益化をメインに、ウェブ制作、プログラム、マーケティングなどに携わり、3,000万、5,000万と、売り上げを伸ばす。
近年では、スマートフォン対応など最新技術を含むネット集客をコンサルティング。
さらには、サロンなどの顧客対応、ニュースレターなど、実店舗のネット・リアルを融合した売上アップを担い、クライアントの売り上げを伸ばしている。
また、友松と共に、読書会をファシリテートする活動も行っており、こちらも拡大の一途を邁進している。

マスではなく、街のお店のための経験・ノウハウを伝えて応援すべく、経験を活かしてビジネス勉強会のファシリテイターに就任。

岸本からのご挨拶と、経緯

読書で人生が変わること。
そして人との出会いが人生を変えること。

私が、これまでの偉大な先人たちが、世の中の人々が実証してきたこの2つのものを、

・変わりたいけど変われない
・変わりたい人を応援したい

方々に対し、提案する。
また、そのきっかけを提供していくことが、私の、そしてビジネス読書会の目指すところです。

なぜこの価値を提案していこうと決意したか。

少し長くなりますが、お付き合いいただけますと幸いです。
そして、もし何かピンと来るものがあれば、少しでも構いません。応援いただけますと嬉しく思います。

■ことの始まりは、2002年、私が学生だったころ。
私は、当時在籍していた大阪大学(世に言う阪大です。)で、全くもって馴染めずにいました。
名門かもしれませんが、私は最底辺の落ちこぼれでしたorz

もともと、小学校は学級崩壊で取り上げられたこともあるような学校で、中学校もそこそこ平和ではありますが、一般的な上品な学校ではありませんでした。

高校でも、3年の夏休み前、「このままだと中の下ぐらいの大学だね」と担任に言われ、「上等じゃ!見とけよ!」と一念発起して必死に勉強して入学したので、もちろん「この大学でないといけない!」という明確な理由などなく、惰性とただの負けず嫌い(プライド)で入学したのを鮮明に覚えています。

■そんな流れで大学に入学した私が、勉強にモチベーションを保てるわけもなく、成績は芳しくない。「またあのつまらないとこへ行くのか・・・」と大学からは足が遠のく。朝起きてはいても、もう全く行く気がしないのです。
そんな悪循環な大学生活を送っていました。

そんなひどい状態ですから、必然的に大学を留年。そして休学。
何をするわけでもなく、ぼんやりと毎日を過ごしていました。

今考えると相当ひどいですね。働かなかったわけではないですが、ニートと呼ばれる人や、社会になじめない人たちの気持ちは、きっとこんな苦しい、もやもやしたものを抱えた感じなんだろう、と、あの当時、まるで生きた屍のようだった私には、よくわかります。

しかも、同期入学の彼らは順調に大手に就職が決まったり、やりたいことを実現している。ちゃんと大学に通う理由があって、それを大切に勉強したり時間を使っている。

私には彼らがまぶしくて、羨ましくて、心がキュッとつらくなる。
それもまた大学から足が遠のく理由の一つになっていたと思います。

その結果、臭いものに蓋をして、嫌なところから逃げるのみ。
現実を直視できていなかった。そう思います。

■そうしたある日、あるメルマガが届きました。

「このままじゃまずい」という、得も言われぬ焦燥感だけは持っていたので、ネットでの情報収集(といっても2004年ごろなのでまだまだ今のようなものではない)をしていて、メルマガはとっていたのですが、その中でも異彩を放っていた、そして何よりダメ人間の私には厳しくかつ優しく教えを提供してくれている、「平成進化論」というメルマガです。
(毎日発行されていて、10年以上たった今も毎日発行されている、日本最高のメルマガです。)

このメルマガの広告に、「ネットでの収益」についての情報が掲載されていたのを見た私は、衝動的にマウスのボタンを「ポチッ」とクリックしていました。

予備知識も何もありませんでしたが、「平成進化論が言うのなら間違いないはずだ!!」と思い、思わずクリックしたのをはっきり覚えています。
(今考えるとあれは広告だったので、偶然なんですが、ある意味これもご縁ですね笑)

思い返すと、まさにこの瞬間、リンクをクリックした瞬間が、現在の私のビジネス活動のスタートでした。

■クリックした先にあったものは、「携帯ビジネス」。
当時はもちろんガラケーです。
そのガラケー向けのHPを作成するもの。
そのマニュアルが、確か14,800円ぐらいで販売されていました。

引っ越し業者の仕事で連日疲れ果てつつ稼いだなけなしのお金で、このマニュアルを購入。

もうとりあえずやってみるか、と思っていたので、まずマニュアルのとおりにやってみました。
右も左も何もわからない中、暗中模索ですから、当然苦戦します。

「うーん、どうしたらいいんだ・・・」
「わからない・・・」

そんな折、この携帯ビジネスに関するセミナー(オフ会)の開催の案内が届きました。

ただのダメ人間の自分には、そんなセミナーなんてハードルが高すぎます。
でも、本当にビビりながらも、意を決して、このセミナーに参加することに決めました。
(当日参加するまで、とにかく毎日「大丈夫かな?」「辞めようかな?」とビビっていた記憶があります。)

■当日、そこに参加されている方は、もうすでに収益を上げている方々。
もちろんドキドキ、バックバク。緊張です。

それでも、いざ参加してみると、予想していたものとは違い、目標を同じくする参加者の方がいて、また、収益を上げている方も優しく、私の「プチ社会人デビュー」は、非常に新鮮で今までと違った感覚を感じたものとなりました。

「あ、こんな自分でもこんな場にいていいのか」と、もう本当に安堵しました。

そんなセミナーを経て、私はなんとか利益を上げることに成功。
もうこの時の嬉しさといったら、筆舌に尽くしがたいものでした。

だって、特に何もしてこなかった人間が、大した知識もなく作成して考えたものからお金がもらえたんですよ。
もう、飛び上がってガッツポーズを思わず取ってしまうぐらい。
人に自慢したくなるぐらい。
嬉しい出来事でした。

長い間落ちこぼれていた私の小さな成功体験。

これは、まぎれもなく「人との出会い」がもたらしてくれた、小さいけれど劇的な体験です。
私の脳裏に深く刻まれた体験です。

■そこからは、セミナーや勉強会などに積極的に参加するようになり、各地に赴いたり、色々な人に合うようになりました。

そこでさらに大きな変化が起こりました。
それが、

・人との出会い
・本との出会い

の2つ。

それは、「7つの習慣」を教えてもらった方であったり、本そのものであったり。
「非常識な成功法則」を教えてもらった方であったり、本そのものであったり。

また、コーチングを習得された、私のコーチとの出会いもこの時でした。

とにかく、非常に多くの出会いがありました。

その当時はまだ大阪に住んでいましたが、東京に出てくるきっかけとなったのも、人との出会いです。

そして、様々な本を読む(特にビジネス書)を読むことで得られるパラダイムシフト。

この二つが、大げさではなく、私の人生をガラリと180度変えてくれたのです。
見ている景色が変わる、聞こえる音が変化する、体にぐっと力が入る、目線が上を向く。
そんな大きな変化をもたらしてくれるものでした。

■どうしようもない毎日を送っていて、気力もない、残念な自分。
そんな自分に変化が起こったきっかけ。

それは、私だけに当てはまることではありません。

私の友人も、自分の人生について、もうどうしたらいいか何も分からない、と悩んでいる時に、読書を紹介したことにより、本と人に出会いました。
今では、起業をし、経営者となっています。

この先どうしようか、お店がつぶれてしまうんじゃないか、と悩んでいた経営者の方は、ご紹介した本とコーチングにより、見違える活気を得て、売り上げをアップさせています。

このような経験を経て、私が伝えたいと思ったこと。
、心の奥底にはみんなあるけれど、うまく表現できない、「変わりたい!でも変われない・・・」という気持ちをどうにかしたい。

そんな人が変わるきっかけは、必ず、【人】と【本】、そして【人】と【人】の中にある、と心から確信しています。

■だからこそ、【人】と【本】をつなげたい。

変わりたいけど変われない。
また、変わりたい人を応援したい。
人が変わっていく瞬間に関わりたい。

そういった人と本とを繋げる場として、ビジネス読書会(ビジネス勉強会)を立ち上げました。

■これから先、どういった展開になるかわかりませんが、私はワクワクしています。

人と本の出会いは、いつの時代も多くの人が変わるきっかけになってきました。

その面白さ、楽しさ、充実感、幸福感というものを、世の中に対して提案していこう。
そんな気持ちを持って、活動していきます。

よろしければ、温かい応援、また、積極的なご協力・ご助力いただけますと幸いです。

長文となりましたが、お読みいただきありがとうございます。
そして、何卒よろしくお願い申し上げます。

ビジネス勉強会ファシリテーター
ビジネス読書会代表
岸本 健太郎