著者:友松はじめ
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ビジネス勉強会の友松です。
今日は、30分読書法のステップ2のお話しです。

 

 

 

ステップ2は、著者のイメージを作るためのステップです。

著者プロフィール、まえがき、あとがきを読みます。

読む前に著者を知る

本を読むとき、どんな著者が書いたんだろう?と興味をもって著者プロフィールを読むことって少ないんじゃないでしょうか?だいたいはキャッチーな本の題名に引かれて購入し、1ページ目から最後のページまで一言一句もらざずに読んで終わり。ということが多いんじゃないかなと思います。

ただ、やっぱり、今から読む本を書いた人は、いったいどんな人なんだろう?どんな経歴がある人なんだろう?なぜこの本を書いたんだろう?などなど、著者プロフィールを読むことによって今から読む本の背景がおおまかに理解できます。

今から読む本は、どんな人が書いたのか?
これが分かっていることで本の内容の理解も進みやすくなります。

まえがきを読む

まえがきを読みます。
まえがきは、どの章よりも一番力を入れて書いているといわれています。
まえがきと言いますが、本の原稿を書き終わって一番最後にまえがきを書くという著者もいるそうです。

それはなぜかというと、このまえがきで本編への興味を最大限に引き上げたいというのがまえがきの狙いだそうです。だって、最初に読者の興味を引けなければ、本編は読んでもらえないわけですから。

これは著者にとって大きなマイナスです。
本を選んでいる立ち読みの状態の時だったら、読者の興味を引けなければ、また本棚に戻されてしまいます。なので、このまえがきが本にとっても著者にとっても、すごく重要なパートなわけです。

そういった理由もあり、まえがきには、本書の概要のような内容がある場合も多く、まえがきを読むことで本書の内容を予想することができる場合も多いです。また本書の要点も。
なので、まえがきは欠かさず読むことをオススメします。

あとがきを読む

あとがきです。あとがきは、普通、最後に読むものですよね?
でも、30分読書法では、さっさと読んでしまいます。あとがきはまえがきと同じように、本書の内容が予想できるような内容が書いてあったり、本書のまとめ・要約が書いてあったりと大変重要なパートなんですね。
場合によっては、あとがきを読んだだけで充分な場合もあります。

この後も、いくつかのステップを経て、本の内容を読んでいくことになりますが、この著者プロフィールとまえがき、あとがきを読むことで、本の中にどんなことが書いてあるのかのイメージを作ることができます。
こういった下準備を行うことで、より本書の理解を深めることができるんですよね。

著者プロフィール、まえがき、あとがき。
まずは本書を読む前に、先にサクッと読んでみてくださいね。

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