Baby Step(ベビーステップ)から始めよう!ビジネス書って読んだ方がいいよな・・・と思う人が小さな一歩を踏み出す方法
本、特にビジネス書を読んだ方がいいよな・・・と思うことはないでしょうか?
もちろん、既に読んでいる方にとっては当然のことだと思いますが、なかなかこれまでビジネス書に馴染みのなかった方にとっては、意外とハードルが高いもの。
だって、読むのは疲れるし、小説のような娯楽的な印象はほとんどないでしょう。
いつの間にか寝てしまう、読もうと思って後回し、など、色んな悩みというか、イマイチ読書に身が入らない、ということもあると思います。
そこで今回は、「読んだ方がいいよな・・・」と思いつつ先延ばしにしてしまう、そんな悩みを解消する方法をお伝えしたいと思います。
ポイントは「Baby Step(ベビーステップ)」を活用し、作業興奮を呼び起こすこと。
このポイントに絞ってお伝えしたいと思います。
「作業興奮」を呼び起こそう!
まず、作業興奮についてお伝えしましょう。
「作業興奮」とは、心理学者クレペリンが見出したものですが、簡単に言うと、「いざ始めてみると意外とテンションが上がって続いてしまった・行動できてしまった」という状態。
「とりあえず始めてみなさい」的なことを言われた経験はないでしょうか?
あれと似ていますね。
学生が、「とりあえず机に向かって問題集を開く」のも、同じことです。
キッチンの掃除を始めてみたら、いつの間にか部屋中の掃除をしていた、みたいな経験をお持ちの方もいるんじゃないでしょうか。
これは、脳の機能とされていて、やる気と関連している「側坐核」の影響だそう。
そしてこの「側坐核」のやる気スイッチを入れるためには、刺激が必要なんですね。
で、ただ「やらなきゃ・・・」と思ってるだけでは刺激は与えられません。
じゃあ刺激を与えるものはなにか?
この刺激に当たるものが、「行動」なのです。
そして、その行動を始める方法としてオススメなのが、「ベビーステップ」ということです。
初めの一歩は小さなことから始めよう
そもそも、なかなか読書が進まないのは、読み手のあなたが
「ちょっと本読むの遅いんだよな・・・」
「めんどくさい」
「読んでも理解できないんじゃないじゃ・・・」
などのイメージを持っているから、ということがほとんどです。
そのため、行動まで至らない。
「まあいいか・・・」となってします。
なので、まずはこのイメージを変えていくことが大切。
そのためにお勧めなのが、「Baby Step(ベビーステップ)」です。
ベビーステップとは、直訳どおりの意味で、「赤ちゃんのような小さなステップ」のこと。
「千里の道も一歩から」と言いますが、ビジネス本読書に関しては、読み始めることが大切。
そして、興味を持つことが大切です。
(もちろん、読書に限らず全てにおいて当てはまるかもしれませんね。)
でも、ネガティブなイメージが邪魔をしてしまう。
だから、行動から変えて、思考の変化を起こすわけです。
かといって、いきなり色んな事を「頑張ろう!」とすると、すぐに息切れしてしまう可能性があります。
だからこそ、小さなステップを設定して、まずはそれを試してみる、ということが有効なんです。
ビジネス読書への第一歩のオススメは?
では、具体的にオススメのベビーステップはなんでしょうか。
枠組みとしては、「まずは短時間」「簡単な行動にする」の2つがあります。
現状では、イメージ的に「めんどくさい」「大変そう」などのネガティブなものなので、行動自体がストレス。
だから、とにかくそのストレスを感じないような、気楽なレベルまでハードルを下げましょう。
方法1:まずは時間を区切って短時間
5分だけ読んでみる、など、時間を区切ってしまいましょう。
- 積んである、読んでない本を5分だけ読む。
- 寝る前に10分だけ読んでみる。
- 朝10分だけコーヒーを飲みながら読んでみる。
など、時間を区切ってみましょう。
漠然と時間を決めずに取り組むよりは、よっぽど気楽だと思います。
気付いたら1時間読んでた、みたいな人もきっと出てくるはずです。
方法2:簡単な行動にする
とにかく、ストレス・プレッシャーを感じない程度の小さなステップを設定してみましょう。
例えば、ちょっと書店へ行く。
それだけでもOK。
タイトルが気になった本を手にとって、目次だけ見てみる。
これぐらいならなんとかなりそうじゃないですか?
実際は、目次を見てみると、ちょっと気になるところがあったりします。
「3分で内容を理解する方法」
「明日から交渉がうまくなる4つのポイント」
はたまた、
「本を読めば年収が上がる」
なんてものもあるかもしれません。
気になるポイントは人それぞれですが、
「お、この部分ちょっと興味あるな」
「ふーん、なんか面白そう」
となればしめたもの。
きっと、目次だけでなく本文まで読み進めてしまう、読みたい!と思ってしまうはずです。
そもそも、ビジネス本読書は、目的を決めて行う方が、より効率的。
今気になったポイントも、今の自分に足りないところであったり、「こうなったらいいな」という部分だったり。
そういったポイントであることが多いです。
そこでとっかかりができたら、「ちょっと他の本も・・・」となる人もいるはずですよ!
まとめ
今回お伝えしたいことは、つまるところ、
「小さな行動からとりあえず始めてみたら、意外と没頭してしまった」
という状態を作り出すことです。
ビジネス書を読む、ということであれば、
「とりあえず手に取ってみたら知らぬ間に読み進めてしまった」
という状態ですね。
そのために、
●1.ベビーステップを設定する
↓↓↓
●2.作業興奮を呼び起こす
というプロセスを取れば、うまくいく可能性がグンとアップします。
ぜひ、ビジネス書を読んだ方がいいよな・・・と思ってる方はお試しください。
もちろん、読書以外にも使える、汎用性の高い方法ですよ!