最近、マンガのビジネス書が増えてきました。

一気に有名になった一番のきっかけは「もしドラ」でしょう。

ピーター・ドラッカーの「マネジメント」という、名著中の名著を、高校野球のマネージャーという設定で説明した一冊。

ドラッカーのマネジメントは、多くの方が必読書に挙げる本。
非常に内容が濃く、世界中で読み継がれています。

ただ、当たり前ですが、非常に分厚い。
また、ビジネス書を読みなれていない方にとっては、読破する自信がない、という部分もあるでしょう。

そんな人に向けて、マンガの形式で敷居を下げたのですね。
その結果、ドラッカーのことを知らない人たちにまで、ドラッカーのマネジメントを認知させることになりました。

私たちビジネス読書会でも、マンガビジネス書から入ることは非常にいいことだと考えています。

文化人として有名な方々には、もしかしたらお叱りを受けるかもしれません。
「ビジネス書はちゃんと活字で読め!」といわれるかもしれません。

いきなり名著や古典のようなものを読み始められるなら、それでもいいでしょう。
しかし、これまでも読んできていないのに、いきなりそんな分厚い本を読もうとしても、頭に入ってこないばかりか、途中で挫折してしまい、「やっぱりビジネス書は無理だ・・・」「楽しくない」「何が書いてあるか全然頭に入ってこない・・・」など、苦手意識を持ってしまうことになると思います。

だからこそ、まずはマンガビジネス書を入門書として、「興味」に火をつける。
興味に火が付けば、きっとさらに一歩踏み込んで読みたくなりますから。

ビジネス書を読もう!と考えている方は、まず読みたいジャンルのマンガビジネス書を探して手に取ってみてください。

きっと、ビジネス書に対する苦手意識が取り払われると思いますよ。