年収と読書には、深いつながりがあるのをご存知でしょうか?

2009年の日経新聞での調査では、

「年収800万円以上の人は本代(月額購入費)は2,910円、400-800万円:2,557円、400万未満:1,914円であり、読書量は年収に正比例する。」

というデータが示されています。
統計データではありますが、関連性があることは否定できません。

また、「Business Management Degree」では、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏のような大富豪を含む富裕層と年収3万ドル(約300万円前後)以下の層について、下記のように発表しています。

・88%が1日30分以上ビジネス書などを読む(「年収300万以下層」は2%)
・86%が読書家である(「年収300万以下層」は26%)
・63%が移動時間にオーディオブックを聴いている(「年収300万以下層」は5%)

さらには、雑誌「プレジデント」2012年4月30日号にて、
「高収入の人は読んだ本や内容について話す相手がいる」
という関係が取り上げられています。

なぜ年収と読書習慣に強い関連性があるのか。

おそらく、イメージしやすいとは思いますが、

・知識量
・アイデア発想/企画
・コミュニケーション力

などに差がつきやすいため。

また、年収が高い層の彼らはもう一つ、大切なものを持っています。
それは「アウトプットを前提とする環境」。

逆にいうと、アウトプットする環境を持っていない人が読書を習慣化するのは難しく、かつ、アウトプットを前提としないビジネス本読書には、趣味以上の意味が薄いということです。

さらに面白いポイントとして、財団法人 出版文化産業振興財団の調査によると、
1か月間の読書量が最も少ないのは30代。

次いで40代、20代と続きます。
つまり、「働き盛り」に、もっとも読書量の差がついていると言うことができるのではないでしょうか。

これらの結果から見ても、やはり読書の量(質ももちろん伴いますが)と年収は、比例していると考えてもおかしくはないと思います。

年収をアップさせたい方。

アウトプットを前提としたビジネス本読書を身に付けてみませんか?