著者:友松はじめ
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藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

今回の本は、こちら。
「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」です。
成長社会から、成熟社会になって価値観の多様化が言われるようになり、今までのような旧来の成功条件というものが、どうも当てはまらなくなってきた今、唯一1人の特別な人とか、10000人に1人の価値ある人とか、1000人の中の1人というようなことじゃなくて、たった、100人の中の1人になって、食える人になろうという具体的な方法を指南してくれる本です。

藤原先生の本は、以前「本を読む人だけが手にするもの」を読ませていただいて、読書をし続ける理由や勇気をいただきましたが、今回の著書はそれよりも以前に出版された本なんですよね。

つい最近、ネットで見かけて、購入したのは、博多マルイの中にある書店で平置きされていて、著者が藤原先生だったので、気になったので買ってみました。

ネットで見かけた時は、帯がピンク色で、推薦者がキングコングの西野亮廣だったので、チャライ本かと勝手に思っていたんですが、実際に手に取ってみると、なんと著者が「藤原和博」じゃないですか!

出版社や編集者でこんなにも本の雰囲気って変わるもんなんだなと思いつつパッと見の第一印象だけでスルーしなくて良かったと、本を読んで思いました。

■読んだ方がいい理由

この本を読んだ方がいいと思う理由ですが、
タイトル通り、必ず食える1%になるための具体的な方法が分かる
ということだと思います。
そのまんまですけどね。(汗)

この本では、全体的に仕事ができるようになるということではなくて、タイプ別に自分を分類して、そのタイプに合った仕事の磨き方を行って1%の食える人になることを教えてくれます。
今って、平均的に仕事ができる人よりも、何かに秀でた人の方が徴用されているように思いますがどうでしょうか?
何かに秀でた人は、周りの人よりも多くの時間をそこに投資してきた人です。

つまり、平均的によくできる人を目指すんじゃなくて、もっとも自分に合っているタイプを確認して、そこに時間を投資していくということ。
使える時間が100としたら、タイプが分かっていない時だと、25しか使えませんが、タイプが分かれば、そこだけに100の時間を投入することができるので、1%の食える人になれるまでの時間も加速しますよね。
 
 

■「100人に1人」を目指そう

ただ、1つの分野を極めるという話ではないんですよ。
1つの分野を極めるって言っても、そうそう簡単じゃないですよね。上には上がいくらでもいますから、1000人に1人、10000人に1人、なんていう人になるのは、難しいと思います。

だから著者は「100人に1人」を目指しましょうと言っています。

ひとつの分野でプロになったら、そのままその分野を極めていくより、別の分野にスライドして、複数の分野でプロになる―。
それこそが、グローバル・スーパーエリ―ト以外の一般ビジネスパーソンが生きる道だと私は思います。なぜなら、あるひとつの分野で「100人に1人」になったあと、さらに「1万人に1人」「100万人に1人」をめざすのは非常に厳しい道のりだからです。
「100人に1人」までは誰でも1万時間を投じればなれます。(1万時間の理由は第2章で述べます)が、高い頂点をめざすほど世界レベルの強者がひしめいていて、熾烈な競争になっていきます。(18ページより)

100人に1人なら誰でも時間を投じればなれる。のなら、食える人になれないんじゃないの?と思いますが、ひとつの分野になったら、極めていくより、別の分野にスライドして複数の分野のプロに―と著者は言っています。

このとき、ぜひ考えてほしいのは、「100人に1人」なら誰でも努力すればなれるということ。だったら、ひとつの分野ではなく、2つ、3つ、異なる分野で「100人に1人」になり、あとは分野そのものを掛け合わせればいいというのがポイントです。(20ページより)

本書に書かれていますが、
「100人に1人」×「100人に1人」=「10000人に1人」
になって1万人に1人の希少性、そしてさらに「100人に1人」を掛け合わせれば
「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人人に1人」

「100人に1人」は、1万時間を投じれば誰でも普通になれると、著者は言っています。
だから、取りかかりは早い方がいいし、30代、40代の人は、仕事で1万時間投じたものがあるはずなので、あと2つめ、3つめの「100人に1人」に取りかかっても遅くはないわけです。

以前からビジネス書で、あなただけのオリジナルの肩書を作って、唯一1人のその道の権威になろうというようなことが言われてきましたが、それをもっと具体的に教えてくれる内容だと思います。
 
 

■この本をどう読むか

本の付録のチャートで、ABCDに分けられたタイプのどれに自分が当てはまるのかを確認します。
こんなこと書くと著者に叱られそうですが、チャートで自分のタイプが分かったら、自分のタイプの章だけ読めばいいと思います。

ただ、「はじめに」、「序章」、「おわりに」は、この本の全体像を理解するためにも必ず読んでおきたいところです。

これからの時代、「寄らば大樹の陰」はもう通用しません。たとえば組織に属していても、「頼れるものは自分の能力しかない」という覚悟をもつべきです。その能力をいかに磨くかが鍵。自分自身が大樹となるべく、一生をかけて幹を太くして枝を広げていく努力を意識的にしていかなければいけません。(117ページより)

これは、タイプBに書かれていたことではありますが、これはどの人にも当てはまることではないでしょうか。私も私にしかできないこと、どこででも通用するスキルを付けることを意識して仕事をしていました。それが今役に立っていると思っています。

それから、読書についても書かれていました。

どんなプロをめざすにしても、ビジネスの世界で生きていくには、やはり教養がないと相手にされません。とくに一流の人ほど教養を備えていて、教養がない人を低く見る傾向があります。どのビジネスでも人間関係やコミュニケーションの要素が欠かせない以上、教養はすべてのベースになります。(119ページより)

読書って意味あるの?と聞いてくること自体が、ちょっと恥ずかしいことだと思うべきかもと思いました。教養を付けるということだけでも本を読む意味は十分にあります。

圧倒的な読書体験は、自分の頭のなかに教養のデータベースを築きます。それが充実すればするほど、物を見たり考えたりすることきの深さが増していきます。(120ページより)

余談ですが、話す内容も変わってくるし、顔つきも変わりますよ。本当に。
読んだ方が良いですよ。
 
 

■今だからこそ自分を再構成

いろんなものが出尽くした成熟社会になったからこそ、食える1%に人になるために、自分を客観的に見て、そして作っていくことが必要になってきているんじゃないかと思います。

タレントさんもよくテレビで言ってますよね、あの人とキャラが被るとか、被らないとか。あれも、「100人に1人」と同じだと思うんです。
それに、はんにゃが、しくじり先生で、自分に内容が無かったので飽きられたと言っていましたが、そういうのも本書の内容に通じています。
おもしろい話も教養がないと話せないし相手にされなくなるってことですよね。

ただですね、
この本では「100人に1人」になるために、最初にクリアしなければならない条件1~3があります。

条件1
パチンコをするか、しないか
条件2
ケータイゲームを電車の中で日常的にするか、しないか
条件3
本を月1冊以上読むか、読まないか

条件1で、2人に1人の人
条件2で、4人に1人の人
条件3で、8人に1人の人

となります。
「100人に1人」になるために最低クリアしないといけない条件です。
クリアできてますか?クリアできますか?
私の仕事をお願いしている人で、パチンコが趣味の男性がいます。とても頭がよく頼りになる人で本も読んでいたようなのですが、今はパチンコを取り上げてしまうとストレスを発散する場所が無くなってしまいそうで、パチンコ止めようよって言えないでいます。(汗)
パチンコに投資している時間とお金がもっと自分への投資に向くといいんですけど・・・。
 
 

■まとめ

今回は、「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」を読みました。
私はBの「プロ(独立)志向」の自営業タイプでした。
タイプ別に分けていくビジネス書はほかにもたくさんありますが、この本は、タイプ別に分けるだけでなく、具体的にやらない事とやる事が書かれていていますので、まずは素直に取り組んでみてもいいのではないでしょうか。

私はチャートをやってみて、条件5まではクリアできていましたので、条件6から取り組んでみます。

それから、自分にどれだけの、「100人に1人」のスキルがあるか洗い出して、掛け算してみるとすごいことになりますね。
これからの仕事に希望が持てる1冊です。

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