著者:友松はじめ
Pocket
LINEで送る

今日はこの本
ブックカバー おすすめというか、書店の小規模、大規模にかかわらずおすすめされている・・・

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン (著), 高橋 璃子 (翻訳)

エッセンシャルというと、エッセンシャルオイルとかエッセンシャルシャンプーとか、美容や洗剤などの商品の単語としてのイメージあるんですが、この本のタイトルで改めて単語の意味を調べてみると・・・

エッセンシャル (essential)
英語で、本質的、根本的、必須の意味。
-Wikipediaより-
という意味だそうで、本内容が推測できてしまいそうなキーワードです。

99%の無駄を捨て1%に集中する方法と帯に書いていますが、これは80対20の法則(パレートの法則)よりも必要なことが少ないですよね。1%って・・・。99%もムダだと決めて捨てることができたらどんなに有益な時間が増えることでしょう。

エッセンシャル思考とは?

エッセンシャル思考とは、

やると決める
大事なものはめったにない
何でもできるが、全部はやらない

という考え方を基本に、99%の無駄を捨て1%に集中する方法がエッセンシャルな思考。

逆に、非エッセンシャル思考というものもあり、

やらなくては
どれも大事
全部できる

というもの。
一般的にはこの思考の人が多いんじゃないかなと思います。もちろん私も含めて。

「やらなくては」 → 「やるときめる」
「どれも大事」 → 「大事なものはめったにない」
「全部できる」 → 「何でもできるが、全部はやらない」

80対20の法則(パレートの法則)もそうですが、成果を出すためにもっとも大切な事柄に集中することが大事であり、日常生活でも、仕事でも、エッセンシャル思考のような思考の軸をもって行動していかなければ、本当に無駄な思考や行動に、大切な時間を奪われていることが多いことに気付かされます。

思考の軸を持つこと

思考の軸をもつことで(慣れるまで訓練が必要ですが)、より大切な事柄に自分のリソースを振り向けることができ、結果的には大きな成果を得ることができと思います。

99%の無駄を省き・・・という内容は極端のように感じますが、それくらい「今やらなくてもいいこと」というのは多いものなのだということがわかります。

まとめ

私の友人は、卒園行事の委員になっているようなんですが、やると決め、大事なことだけに集中して、自分もできるんだけど、抱え込まずに、やれる人に振り分けることをやっていれば2~3日で終わるのに。というようなことを言っていました。

こういうことをグループで行うときには特にリーダーがエッセンシャル思考を持つとすごいチームが出来上がりそうですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加