著者:清水健一郎
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女性と男性の違いってありますよね。

例えば、女性に地図をお渡しする際に、「正面の道を右に向かって200メートルほど歩くと交差点があります。交差点の左角にはお花屋さんがあります。」と言った具合に、絵地図よりも言葉地図をお渡しする方が喜ばれるケースが多いのです。
実際、私の妻も絵地図が苦手です。

車の車庫入れや縦列駐車なども、男女間で差があると言われますね。
もちろん得意な方もおられるかもしれませんが。

「伝説のコンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし」では、著者の前田さんが女性、ということもあり、女性視点からの、非常に参考になることがたくさんあります。

「30代の女性スタッフには『評価→指摘→期待』の流れで接する。」
「女性スタッフに好かれる方法」
の所など、特に男性上司の方々には、目から鱗だと思います。

そこで、この本を読んだ流れから、今回は私流の女性スタッフへの接し方の一つをご紹介します。

女性は女性に共感しやすい

「接し方」と言っても、非常に簡単です。
これを行えば、女性スタッフからの信頼を得られ、家族を助けるかの様に動いてくれます。

その方法とは、ズバリ・・・

「妻や彼女の話をする。」

いかに妻、彼女の事を愛しているか話すのです。
そして、20代前半中盤の女性スタッフをまるで家族、親戚かのように接する事で、本当に家族の様に接してくれる様になります。

リッツ在籍中に学び、自身が経営する飲食店では実践しています。

私の経営する飲食店バスティアンの女子アルバイト達は、皆、私の妻の事が大好きです。
アルバイトのシフト、マニュアル作成、店の経理まで女子アルバイト達がやってくれました。

私の自慢のスタッフと言うより、自慢の娘、妹達です。
彼女達からすると、私は大好きなお姉さんの旦那さんと、言ったところでしょうか?

「奥さんを大切にして、愛している男性」は、女性からの好感度が高くなりやすいですよね。

著者の前田氏が著書の中で何度も言っている様に、女性と男性の思考は全く違っています。
それは、素晴らしいことですよね。

だからこそ、お互いに働きやすい関係を築くために、異性の思考の枠組みを知ることもまた、非常に価値があることではないでしょうか。

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