著者:岸本健太郎
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本を読みながらメモを取る
あなたは本を読むときどうしていますか?

「え?メモ?本を読むときはメモなんて取らないでしょ普通。」

と思われたかもしれません。
そうですね、おっしゃるとおりです。

今まで読んできた本の読み方であれば、本を開いてそのまま最初から最後まで時間をかけて読んでおられるはずですね。

メモを取る理由

私たちが提唱する30分読書法では、本を読みながら大切な情報はメモを取ることをおすすめしています。
30分読書法のワークショップでは、実際に本を読みながらメモまで取っていただくようにしています。(強制的に。^^;)

読書、とくにビジネス書や実用書を読むことについて、これらの本は小説のように楽しむために読んでいるわけではなく、仕事に活かすため、あるいは今抱えている問題を解決するために読むはずです。
今、必要な情報を得るために。

たとえば、お仕事の打ち合わせや会議出席中・・・それからセミナーや勉強会に参加しているときには、メモを取りますよね?
理由は忘れないためだったり、今必要な情報を書き留めるためだったり。

では、なぜ本を読むときにはメモを取らない人が多いのでしょう?
ここでその理由を探っていくことはしませんが、ビジネス書も実用書も、せっかく貴重な時間を使って読んでいるわけですから、ぜひメモをとってほしいわけです。

メモの目的

そもそも、本を読むときにノートをとる目的をいったん整理しておきましょう。

その目的とは、本から得た情報を、

「必要な情報を残すため」であり、
「記憶するため」であり、
「得られた情報から自分の考えをまとめるため」

なんです。

本を読んだ後、メモさえ取っておけば、本を読まなくても、メモさえ見れば本にどんな情報が書かれていたのかを思い出すことができます。

とはいえ、本の内容全てをメモにするわけではありませんし、そんなことをするくらいなら、メモを取らずに本を読み返せばいいですよね。(また最初から読むことにはなりますが・・・汗)

そうではなくて、メモには、今本当に必要な情報を探し出して、メモをするんです。

たくさんの読書家や成功者の方が著書の中に書いていますが、今目の前の本から本当に必要な情報は10%~20%と言われています。
この情報を見つけ出し、ノートにメモを取るんです。

メモの取り方もご自身にあった方法を見つけて実行してみてください。

箇条書きでもいいですし、イラストなんかを入れながら楽しいメモにしてもいいでしょう。
マインドマップに代表されるような思考のフレームワークがいくつもありますので、そういった本を読んで取り入れてみるのも方法の一つです。

私たちビジネス勉強会では、読書の集中力を削ぐことなく、本の中の大切な情報を記録することができる読書専用のメモ法「シードメモ」を用意しています。

30分読書法、読書法スタンダード、読書法アドバンスのワークショップで書き方をご指導させていただいています。「シードメモ」は、いくつかの簡単なルールがあるだけで特に制限はありません。

そのため説明後どなたもその場で書き方を習得してお使いいただいています。

このシードメモをカラフルにしたり、読み終わった後も後日情報を付け加えたりなど、自由にご自身のオリジナリティあふれたシードメモの使い方をする方が増えています。

まとめ

読書中にメモを取る目的について

「必要な情報を残すため」であり、
「記憶するため」であり、
「得られた情報から自分の考えをまとめるため」

と言いました。
もし、すごく感動した本に出会ったとします。

この本を読めば、友人の問題が解決するかもしれない!是非友達にこの本を紹介しよう!と思ったとします。
そして友達にその本を手渡すとき、友達の問題を解決できる具体的なポイントをその場で伝えることができますか?

「え~、あ~、えっと・・・・、この本は良いんだよ。」
「何が?」
「とにかく、お前にはいい本だと思うから読んでみろ」

となるのではないでしょうか?
このとき、メモさえ取っておけば、もっと具体的に友人に本のポイントを伝えられたかもしれません。

ちゃんとポイントが伝えられたなら、友達はどんなに忙しくてもあなたの本を読むはずです。

だって、自分の問題を解決できるかも知れないことが書かれているんだから。
そして、あなたが進めてくれたから。

本は自分の貴重な時間を使う行為だからか、
本を人から進められてもなかなか読む気がしないものですよね。

人に本の内容を説明できるということは、裏を返せば、本の内容をしっかりと理解しているということではないでしょうか?

ぜひ、面倒がらずに、読書をしながらメモをを取ってみてください。
目の前の本の印象が変わりますよ。^^

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